「快適な睡眠」のために

 この季節は以前から、進学や就職など新しい環境に入った皆さんには厳しい季節だといわれています。「五月病」などという言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。

 

 一連の新しい生活に少しずつ慣れてきたところで5月の連休などが入り、リズムが崩れたりして精神的にも肉体的にも疲れが溜まりやすい時期だといわれています。

 

 また日本ではジメジメした「梅雨」の季節に入り、ただでさえ疲れている心身に影響を与える季節でもあります。

 

 本来ならば新しい友人関係や先生との信頼関係を築いたりする楽しいはずの学校なのですが、イジメなどが発生したり、友達に過剰に気を使ったりする場面も見受けられ、また教える側にも多くのハラスメント・リスクが存在して、気を抜けない場となっているのではないでしょうか。

 

 仕事においても同様で、難しい人間関係や管理システム、デジタル技術の目まぐるしい更新など、神経を使う場面も急激に増えていることでしょう。

 

 そんな社会状況の中で、「不眠などの睡眠障害を訴える人が増えている」ということをよく耳にするようになって来ました。

 

 人間の休息は睡眠が中心ですので、この質が悪いのは苦しい問題です。

 

 解決法としてまず有効なのは、昼間と夜の区別を身体に認識させることでしょう。

 具体的には、朝に太陽を直接浴びること。

 そして徐々に暗くなる中で眠りに就くこと。

 

 そうは言っても生活のリズムはそれぞれ人によってまちまちですから朝に起きて夜に眠ることが出来ない方もいるでしょう。

 たとえ夜家に居ても明るい照明の下で生活し、寝る直前に照明を消す方も多い、というよりそれが普通かも知れません。

 

 人間は仕事の関係や人工的な生活様式によって昼行性動物としてのリズムを失いやすいものです。ですから、「起きた時、若しくは起きているときに出来るだけ光(出来れば太陽)にあたる努力をすること」

 

 次に大切なのは「夕方」を意識することです。「徐々に暗くなること」が大切です。

 

 「夜になっても照明が明るく、寝る直前に突然暗くなる」という生活は、人間の長い歴史の中でDNAが適応できないということもあるかも知れません。ですから寝る前には「徐々に照明を落としてゆく=夕方を作る」というのが睡眠には効果的だと思います。

 

 既にご存知のように、人間は物質的肉体と生命力である生体エネルギーで出来ています。

 ですから、もう一つ大切なことは「生体エネルギーを休ませる」ということです。

 

 これには呼吸法が適しています。

 未来創学アカデミーの呼吸法にもいろいろありますが、睡眠に関わる呼吸法は「QT法」が最適でしょう。

 就寝少し前に入浴し、その後すぐに寝るのではなく、ここで照明を一段落として「夕方」を作りながら「QT法」を行ないます。時間的には10分くらいで充分だと思います。そして照明を消して「お休みなさい!」

 

 効果は大きいと思いますので、是非お試し下さい。快適な睡眠が訪れますように!