学長最新コラム-2018


【11月 生体エネルギーが結ぶ人間関係の妙】

 

 人間関係を表す日本語にはさまざまなものがあります。

 「一期一会」「袖擦りあうも多生の縁」「旅は道連れ世は情け」……反対に「人を見たら泥棒と思え」などというのもあります。また、人が繋がる様子を表す言葉として「類は友を呼ぶ」「噂をすれば影」などという言葉も日常的に使われます。

 

 まさに人間は「繋がり」を持たなくては生活が出来ない「集団的動物」の証なのでしょう。

 

 皆さまも、その生活の中で「他人」との関わりを持って生きていることは疑いようのないことです。

 この「係わり合い」がさまざまなストレスを生んでしまうことも多いのですが、これらの係わり合いが人間に活力を与えていることも事実です。

 

 ほどよいライバル関係は刺激になり、お互いに向上して行きます。素敵な恋愛も人の心に豊かさを与えることでしょう。そして家族に囲まれた生活も愛情に支えられ、心の糧にもなります。

 反面、これらの「関係」が悪化するとそれは大変なストレスにもなりかねないから人間関係は複雑です。

 

 最近「孤独死」が報じられることが多くなりましたが、あるデータでは、孤独であることは、毎日タバコを15本吸うのと同程度の悪影響があるといわれています。現在、日本では「孤独死の約4割が50歳以下の現役世代」という衝撃的な報告もあります(2015年4月~2018年2月までの孤独死者の内訳。日本少額短期保険協会調べ)。

 すでに一人住まいの高齢者問題ではなくなっているようです。

 

 この問題の根幹には日本の社会構造の問題があるようです。

 「セルフネグレクト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 日本語では「自己放任」というのだそうですが、将来への先行き不安、仕事の激務、人間関係の煩わしさなどから他人との接触を避けるようになり、食事や健康管理にも気が回らなくなってしまい、最終的には病気によって「孤独死」するという、別名「緩やかな自殺」と呼ばれる行動を取ってしまう現役世代が増えているようです。

 

 このようなプラスにもマイナスにも働いてしまう人間関係。やはりなかなかやっかいなものですが、実は人間関係には生体エネルギー、オーラが深く関わっています。

 

 このエネルギーの在り方、使い方によって多いに人生が変わってしまうのですから、これを積極的に使うに越したことはないでしょう。まさに、「知らないと人生多いに損をする」ということになってしまいます。

 

 人には「運の良い人」と「運の悪い人」がいます。また時として、同じ人でも「運の良い時と悪い時」が波のようにやって来ることを実感している方は多いでしょう。

 

 さて、「運」とは何でしょうか。

 

 読んで字の如く「自分に何かを運んでくるもの」です。

 運ばれるものが良いものであるなら多いに結構で、これが悪いものであるなら問題です。

 

 その多くは自らの「判断」が招くものであることは言うまでもありません。判断はその大方が、その人の経験や知識で行われることに間違いがありません。

 しかしながら、同じような知識と経験を持ちながら運がまったく違うことは珍しくありません。むしろこちらの方が多いかも知れません。知識や経験が似かよっていても人はそれぞれまったく違った判断を行ない、その結果として運の流れが大きく違ってくることも多々ある現象です。

 

 それでは人の「判断」には知識や経験の他にどのような要素があるのでしょうか。

 

 それが「勘」と呼ばれるエネルギーの働きです。

 

 もちろん「勘」もある部分、知識と経験によって培われるものではありますが、そこにも人のエネルギー、オーラが大きく関わっています。もし、あなたが「ちゃんと判断しているのに運が悪い」と感じることがあるなら、それはエネルギーが有効に働いていない場合があります。

 

 さて、それではどうしたらエネルギーは有効に働いてくれるのでしょうか。

 

 基本的に地球人の進化段階では「エネルギーは意識と密接に関わっている」と言うことが出来ます。

 つまり、意思の力或いは考え方と言って良いかも知れません。「スピリチュアル・パワーを使う」と聞くとややこしい訓練や修行をしないと出来ないように感じる方も多いと思いますが、これこそがあなたの能力を抑えてしまう大きな原因でもあります。

 

 コツは…

・「エネルギーのパワーを使おう!」と考えること

・エネルギーを安定させるために積極的に呼吸法を行うこと(QT呼吸法)

 

 そして次に…

・ヴィジョンを明確にイメージすること(具体的なほど良いでしょう)

・その中で「自分に足りない部分」を知ること

 

 これで「運が良くなる」準備は整いました。

 後は、少しの間この意識を事あるごとにイメージするのです。そうすると意識が生体エネルギーを刺激して、ほぼ間違いなくあなたの運は向上してくることでしょう。

 

 世の中には「類は友を呼ぶ」という言葉があります。

 

 これもまさにエネルギーの共鳴を表す言葉です。

 人は同じような「波動」の中にいると自分の「立ち位置」が分からなくなって来る傾向があります。「ぬるま湯」ともいえる状態です。

 「自らを省みる」ということが疎かになってしまい、無思考状態に陥ってしまうことが多いのです。そうすると「運の流れ」も悪くなるのは必然でしょう。

 

 あなたが同じような日常を繰り返し、運が低迷していると感じるときがあったなら、あなたの立ち位置を変える必要があります。

 

 人間は新しい知識を急に増やしたり、ましてや一朝一夕に経験を豊富にすることなどは出来ません。

 自分の立ち位置を外側から変えることは現実問題結構難しいのですが、内側、すなわちエネルギーの流れを変化させることは誰にでも出来ることです。

 

 「自分を変えよう」と考えた瞬間から人間のエネルギーは輝きを増し、そこに変化が訪れます。


【10月 人が生きる意味】

 

 生きてゆく中で、誰もが一度は「自分は何のために生きているんだろう」と考えた経験があると思います。

 

 人生にはいろいろなことがあるので「自分探し」に悩む方も多いかと思います。

 

 ここでは、そんな「人生の充実感」について考えてみたいと思います。

 「充実感」は「幸福感」とも言えるかも知れませんが、大切なことは「それらの定義」です。誰にでも当てはまる共通の定義はあるのでしょうか。

 

 不況になると人々は「お金」に執着し始めます。反対に好景気になればお金への執着がなくなるかと言えばそうでもなく、もっとお金に執着し始めます。

 現在の進化段階では「命の次に大切!」と言われるくらいですからこれは大切なポイントです。

 

 ではお金があれば幸せなのでしょうか。

 決してそうではないことは皆さんもよくご理解のことでしょう。どんなにお金があっても解決出来ないことは数多くあります。反面、お金が「少なくても」幸せな人生を送っている人は多いことでしょう。

 

 それでは健康なら幸せでしょうか。

 これはおおかたイエスと言えます。しかしながら、どんなに健康であっても人間の致死率は100%です。

 

 なかなか「人生の幸福感」の正解には辿り着けません。

 このような難しい問題に突き当たる中で、宗教観の中には「この世は来世でより良く生きる為の修行の場」と解釈する考え方も出て来ました。

 

 さて、困りました。

 この世では苦労ばかりしなくてはならないのでしょうか。それも何とも納得しかねます。

 

 私もこの問題についてはかなり悩みました。さまざまなチャネリングを行ない、人間のエネルギー構造を知る中で、ある答えに辿り着きました。

 

それが幸福感の「定義」なのです。

 

 第一に必要な事は「生き方を整理して考える」こと。

 個々に感じる「充実感」や「幸福感」は違うものです。であるならば、人に共通の「充実感」と「幸福感」を探し出せばよいのです。

 例えば、人は退屈をしているときに「何か面白いことないかな~」と言うセリフが出てきます。この時点で「自分が面白いと思うことは何か」がわかれば次の行動に進めます。

 

 「それがわからないから苦労して自分探しをしている!」と怒られそうです。

 

 それでは回答を考えて行きましょう。

 

 人が充実感を得るときに必要なものは「物質的なもの」でしょうか「精神的なもの」でしょうか。

 それは明らかに後者です。

 物質的なものは単に「生きてゆくのに必要なもの」、「最低限必要なもの」と言えるでしょう。

 

 チャネリングによって分かったことは、「人は過去に生きた多くの霊的エネルギーを背負って生きている」と云うことでした。人は単に「誰かの生まれ変わり」ではなく、多くのエネルギーを抱えています。そして今の自分の生き方がこれらのエネルギーに大きな影響を与えています。

 

 地球上において、エネルギーだけでは完全な存在とはいえません。

 進化してゆく途中の必然ではありますが、まだまだ地球で存在してゆくためには現在の肉体を持った形が必要なのです。

 

 私たちの「生き方」が、自分とともにある過去のエネルギーに影響を与え、それらを幸せにも不幸せにもしています。

 

 そして私たちが肉体を失くすとき、自分に憑いている多くのエネルギーをばら撒くことになりますが、良いエネルギーを放つのと不幸感を持ったエネルギーをばら撒くのとでは後世に与える影響がまったく違ってくることはあなたもお分かりになることでしょう。

 

 とすると、「今の自分が少しでも多くの幸福感を感じる必要がある」ことがわかります。

 

 では次に、具体的に「幸福」とは何かを考えなくてはいけません。

 

 人それぞれに感じる幸福感は違うと思いがちですが、実はすべての人々に共通した「幸福感」があるのです。

 

 その一つは「自分の人生でやりたいことをやり続けること」です。

 でも実はこれは不可能です。

 ですから、より正しく言えば「自分のやりたいことを出来るだけやれること」となります。

 

 これを実行するためにはやらなくてはならないことがあります。

 

 「自分のやりたいこと(趣味でも仕事でも)」を見つけることはなかなか難しいことでしょう。

 私へのご相談の中でも上位が「自分に向いている仕事は何でしょう?」「何をして良いのかわからない!」です。

 これらを解決するのに必要なことが、自分に向いていることを探す前に「自分が出来ること、出来ないことを考える」ことです。

 

 「現在の自分」に出来ることと出来ないことを考えるだけで結構です。

 それがわかるだけで人のオーラは輝きを変えます。

 

 するとあなたを手助けする人が必ず現れます。

 そしてあなたを必要とする人が必ず現れます。

 

 「他の人に協力してもらい、自分も必要とされる」……これが人が生きる上で最も嬉しいことでしょう。

 

 まずこれから実践して行きましょう。

 

 そして二つ目が、次に挙げる3つのポイントを人生に取り入れること。

 仕事だけではなく趣味でも結構です。

 

・芸術的、創造的なこと(人と共感する)

・探求すること(好奇心を刺激する)

・調整をすること(自我を抑える)

 

 この3つの要素を生活に取り入れることです。

 

 以上を考えながら生活することによって、あなたの人生は充実した方向に向かうことでしょう。

 そうするとあなたが背負っているすべてのエネルギーも活性化され、後世にも良い影響を与えることになります。

 

 これらがとても大切な「人生の生きる意味」であることをチャネリングから学びました。


【9月「世代進化」世代の知恵をスムースにつなげるために!】

 

 人は先人の知恵により進歩して来ました。それは、さまざまな知恵の積み重ねの結晶です。

 しかし世代の交代はなかなかスムースには行かないことも多いようです。

 

 歴史的に見れば世代の交代は、その多くがクーデターや革命によって破壊的に行われています。

 フランス革命やロシア革命は歴史教科書でも有名です。また日本でも近代において同じような「革命」がありました。現在、NHK大河ドラマ「西郷どん」の背景の時代。明治維新は300年続いた幕府=武士の世界を革命的に変えたものとして習ったことでしょう。

 

 このように体制が変わるときのトラブルは、大きな歴史的なことばかりでなく、ごく身近にも多々見られます。

 会社の経営を引き継がせるときなどにもよく起きますし、ごく身近な町のボランティアなどでも会長さんの地位争いなどが起きることは珍しいことではありません。

 最近では相撲協会のトラブル、日大アメフト部事件から発した学校運営の問題。日本レスリング協会パワハラ事件、日本ボクシング協会の不思議。文科省の局長汚職……枚挙に暇がないくらい事件が頻発しています。その根底にあるのがトップの権力乱用と権力固持です。

 

 何故か、継承や世代交代はなかなかスムースには事が運びません。

 

 歴史的大革命だけでなく、最近の世界を見回すと、ある傾向が見て取れます。

 皆さんも「自国ファースト」「ポピュリズム=大衆迎合政治」という言葉をよく聞くことでしょう。何と言ってもこの言葉が有名になったのは、アメリカ大統領のトランプさんが、選挙中からまさにスローガンとして「アメリカ・ファースト」を憚ることなく絶叫したので世界中に知れ渡りました。「アメリカだけが損をして我慢する必要はない! まずは自国を中心に考えよう!」

 

 非常に単純でわかりやすいです。

 しかしながら、この傾向はアメリカだけのものではなく、全世界に広がっている流れのようです。

 経済や人的交流を積極的に推し進め、「国家の壁」を取り除こうとした壮大な社会実験である「EU=欧州連合」も、今や崩壊の危機を迎えようとしています。その大きなきっかけになったブレグジットと呼ばれるイギリスのEU離脱以来、加盟各国でポピュリズム政党の台頭が顕著になって、政治・経済ともに混乱が増して来ています。

 

 さて、それでは今、何故このようなことが世界同時多発的に起こっているのでしょうか。

 

 ポピュリズム政治に関しては、政治家は基本的に「選挙」によって選ばれますから、一票欲しさに「耳に心地よい」利益誘導型に走るのは至極当然なのですが、実はこのことがとても大切な点でもあります。

 人には「本音と建前」があります。

 「世界を平和にしよう!」という気持ちは誰でも持っている気持ちだと思いますが、本能的なところでは「まずは自分が幸せになってから!」という「本音」が前提です。この「本音」は一概に否定できないから問題がややこしくなります。「自分が良ければすべて良し」という自己中心な考え方のウエイトが大きくなるとこの考え方が力を持って来ます。

 

 ではどのような状態になると社会は「自己中心的な考え方=本音」に偏ってしまうのでしょうか。

 

 その切っ掛け、引き金になるのが「不満の臨界点」でしょう。

 自分が所属する社会(これは会社、国などだけでなく家族という集団の中でも起こりえることです。兄弟間差別や相続差別などで起こるトラブルは皆さんも経験があるかも知れません)において、「どうも自分は適性に評価されていない」、「どうも搾取されているかもしれない」などの気持ちが一定の限界を超えると気持ちのバランスが崩れ、本音のウエイトが高まり爆発します。

 

 歴史上も現代も、常にこの「不満」の解消が上手くコントロールされないためにトラブルが起こっているようです。

 

 第9段階の最高進化を遂げたベルメウスなどからのチャネリングを聞いていると、「人間は集団的な動物で、一人では生きられない」という考え方が徹底しています。

 物質的なものを持たないエネルギー体の存在ですから当然と言えば当然なのですが、「人間の生きる意味と楽しみは、物を持つことではなく、コミュニケーションと好奇心を満たすこと!」だとも言っています。

 

 翻って、現在の地球ではまだまだ「物質社会」ですし、権力や地位は「人の評価」として分かりやすいものです。ですからこの、見えやすい評価と満足感が気持ちのバランスを崩し、スムースな世代交代の妨げともなっているのです。

 

 「自分が人生をかけて築いてきたこの財力や地位、権力を離したくない!」……当然そうでしょう。しかしながらこの気持ちにこだわればこだわるほど、どこかであなたに対し、不満のパワーを募らせる人間が出現しているのです。

 

 私がさまざまなチャネリングをしていて常々思うことは、「人間の創造力は何て素晴らしいんだろう!」ということ。

 

 さまざまな宇宙で、いろいろな文化や技術が創造されています。

 地球でも同じで、さまざまな芸術や技術が創造され続け、そして継承されています。この智慧の継承がもっとスムースに行けば地球の進歩はもっと早いのだと思いますが、先ほどの、「物質的」な段階の人類だからこその「気持ち」が邪魔をしてしまいます。

 

 チャネリングから学んだことの一つは、「すべての智慧は共有してこそ意味がある」ということです。

 

 動物の世界では「自分の力が尽きるまで君臨し、そして年老いては若い世代に追いやられる」ということが多々あるようですが、人はある一定の「成熟度」に達したならば、その地位と権力を固持するのではなく、智慧を次世代に伝え、有効に使ってもらった方が、次世代と争い、双方が傷つくよりも幸福度には格段に差が出るのです。

 

 成熟した者こそ「教師たれ!」。

 

 これこそが次世代に智慧をスムースに引き継ぐ秘訣でしょう。


【8月「議論」が生活を豊かにする!?】

 

 この夏、頻繁に「命の危険がある暑さ」という表現が使われます。7月の猛暑(酷暑!?)はまれに見るものでした。

 

 そんな中、災害に見舞われた西日本と中部地方の皆さまには心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 

 これはどうも地球規模での傾向のようで、日本だけでなくカナダでも熱波により多数の死者が出ているようです。

 北欧に位置するノルウェー、フィンランドでも気温が33℃に達し、スウェーデンでは約50件の森林火災が発生したというニュースが入りました。アメリカ・カリフォルニア州の一部では気温52℃を記録し、サハラ砂漠で51・3℃となり、欧州も被害を受けています。

 

 近年はあまり聞いたことがない表現が、事のほか多くなったような気がします。

 「観測史上初めて!」「100年に一度!」「まず命を守る行動をして下さい!」等々、気候・災害の分野で増えているようです。日本でもまだまだ暑さが続くシーズンですが、今月は少しでも落ち着いてくれると良いと思います。

 ただチャネリングによる予測では、秋にかけても天候の不順は続き、特に台風シーズンは更なる水害の可能性も大きいので充分な注意をしていただきたいと思います。

 

 そんな夏の暑さと災害の話題の裏で、あまり目立たず、社会がひっそりと、そして大きく変わろうとしています。

 

 他でもありません。政治の動きです。

 ここでは政治論争が目的ではありません。今しばらくお付き合い下さい。

 何が「大きく変わった」かというと、ここのところで議会を通過して成立した、いくつかの法律に関してのことです。それらが社会を大きく変えるものだと考えられるから心配です。

 

 その中で、世界的な影響力が大きく、国内にも多大な影響を及ぼすものがTPP関連法案。オバマ前アメリカ大統領が積極的に推進しながらもアメリカが自国第一主義に傾き離脱した協定です。出遅れて参加した日本が中心となり、何とか成立にこぎつけたものです。

 それから、国内でこれから大きな変化をもたらしそうな法案が二つと、気になるものが一つあります。一つが、IR(統合型リゾート=カジノ)法案で、もう一つが働き方改革法案です。そして参議院議員の増員に関するもの。

 

 これらの何が社会を大きく変えるのかといえば、TPPは多くの業種にまたがり、それらの業種によって積極的な推進や、その反面、国内産業保護のための施策が細かく配慮されなくては大きな混乱もたらすことが予想されるものです。そしてIR法案は「統合型リゾート」という甘い言葉に包んだ、(建前上)公営しか許されていなかった「賭博」を民間に開放するお墨付きです。

 

 「働き方改革」の目玉は、特殊な職業に就いている人の場合は特に労働時間を決めない、という既定を盛り込んだところが注目でしょう。また、参議院議員の増員に関しては……意味がよくわかりません。「誰のため」のものなのでしょう。

 

 法案の是非については、それぞれの考え方で意見が分かれます。けれども、これらは少なくとも「国民が共通して理解しているもの」であるかと言えば、そうとは言えないと思うのです。

 

 ここで考えたいことは、法案の内容も然りですが、何よりもその「決定過程」です。

 

 人は、それぞれ価値観が違うのは当然です。育った環境も違えば、教育の内容も、考え方も人それぞれでしょう。何よりも生まれ持っている個性が違います。

 そんな「個性的な個人」が集まって出来ているのが「社会」であり、人間が集団的動物である以上は社会に「ルール」が必要です。

 

 ここで大切になってくるのが「話し合い」です。

 

 先にお話ししたいくつかの法案を成立させるにおいて「話し合い」があったかどうか、そしてそれが「意見調整」、すなわち「国民のため」であったのかどうかを問いたいのです。

 当然、多数の議決権を持つ当事者側は「充分に話し合った!」と答えることでしょう。しかしながら最も気になる部分は、「議論の質」以前の「議論の方法」にあると思われます。

 

 国会中継などを見ているとわかるのですが、国会議論のやりかたは「ディベート」であって「ディスカッション」ではないということ。

 

 細かい手法の違いは別として、大まかに言えば、「ディベートは提案されたテーマの是非を決めもの。ディスカッションはそのテーマの内容を深めてゆくもの」と分類されると思います。

 国会は「国民のために提案されたテーマ(法律)」をより良くし、深めて行き、多くの人々が納得するものにして行く必要がありますが、現在の国会議論は、「私はこう思う!」「私はそうは思いません!」以上! ……に終止しているように思えてなりません。こんな意見にも議員さんから「私はそうは思いません!」という答えが返ってきそうですが……。

 

 こんな調子で国の将来を大きく変えるルールが決められていることが、ある意味、恐ろしく感じます。

 

 議論は人生を豊かにします!

 何故ならば、人の経験や知識、そして創造力は限られたもので、他の人の意見を取り入れることは「自分にない部分を取り入れられる」ということであり、とても大切なことだからです。ですから議論を上手く出来る人はそれだけ人生を豊かに出来るということになります。

 

 最近行った、マグニウスからのチャネリングに非常に面白い内容がありました。

 世界平和を達成するにはどうしたら良いか、という問いに対して彼らは「遺伝子が均等に交じり合うことが必要」と答えました。

 それは大きな意味で「惑星すべての人々が親戚になる」ということです。

 それには地球はまだまだ時間が必要なようですから、それまではせめて、意見調整を上手にしながら生きる必要がありそうです。


【7月 宇宙の規準】

 

 社会には毎日さまざまなことが起こっています。

 

 社会だけでなく個人においても生活をしているといろいろなことが起こることでしょう。

 単調ではないからこそ「人生は面白い!」ともいえますが、山あり谷ありも、その度合いが過ぎると苦しいものです。

 

 人生は二つの道を歩むことが出来ません。

 未来の可能性と選択肢はたくさんあるでしょうけれど、ある時点で行う判断は一つきりです。ですから自分の人生を起伏を大きくするのも小さくするのも「その時点での判断」であるということが出来ます。

 

 「判断を間違うと失敗する」という簡単な理屈です。

 

 もしあなたが「私の人生良くないことばかり」と感じるならば、人生の多くの部分で判断が誤っている可能性があるでしょう。

 

 人の人生はコントロール出来る部分と出来ない部分があります。

 不運なことに災害に遭遇してしまうことは避けられないことも多いですし、自分ではどうにもなりません。だからこそ、どうにか出来る部分については少しでも改善してゆく方が人生に有効であることに間違いはありません。

 

 わかってはいても、この簡単な理屈が実は大変難しい問題だからこそ誰しもトラブルを抱えてしまうのでしょう。

 この、「判断は難しい」という問題の大きな要因は「何が正しいか、間違っているのかわからない」というところにあります。何が正しいかわかっていたら誰も人生を間違えない! ということになりますし、誰しも、その場では「正しい」と思って判断しているはずです。

 

 判断の結果は後にならなくてはわかりません。

 また他人にアドバイスを求めても人それぞれ価値観が違いますので、同じ判断などないに等しいでしょう。本人であっても、重ねた年齢や経験などによって判断は大きく変わってしまいます。

 

 「常識」などいうものもあまり当てにはなりません。

 ましてや風土や習慣、国が違ったら、まったく通じないこともあるでしょう。

 

 それでは、あなたはどうしたら正しい判断が出来るようになるでしょうか。

 また「人間が判断するときの基準」などというものはあるのでしょうか。それがあるのです。

 

 それは「宇宙的価値観」です。

 

 今までの社会では「宗教的価値観」などがその規準を担ってきたのかも知れません。

 法律などの人が決めたルールも規準の一つとなるでしょう。

 それらは大切なものです。

 人間は多くの、さまざまな規準を持つことによってその判断は正しさを増して行きます。つまり「多くの材料を持つことによって」判断は正しさを増して行きます。法律など人の定めたルールには間違いが含まれることもあります。

 ですから、それらは経験などにより修正をして行けば良いでしょう。そんな柔軟性も必要です。

 

 人生の波風を小さくして、それを少しでも楽しく、豊かにして行くための大きな要因が「判断」なのですから、その判断を正確にするための「規準」がしっかりしていればいるほど人生は安定して行くということになります。

 

 社会的規準の大部分は、過去からのさまざまな積み重ねによって「多くの人が理解し、受け入れることが出来る」ものになっています。しかしながら、それでさえ社会状況が変われば間違った規準となってしまうこともあります。

 

 やはり「規準」は、あまり変化しないものの方が良いに越したことはないでしょう。

 

 今、チャネリングという手段によって多くの宇宙的な新しい情報が提供されるようになってきました。これは一つのチャンスなのだと思います。

 

 よく「自分がされて嫌なことは相手にもしない!」というものがあります。こ

 れは大切なことですし、あなたの「判断基準」にもなるでしょう。そしてそれはほとんど間違いないことです。

 

 チャネリング情報のなかにはこのような普遍の原理が含まれています。

 

 例えば、「殺人」。これは法律でも厳罰が処せられますし、人間社会では最も「やってはいけない」ことの一つです(戦争と云う異常な状態の中では殺人を多くした方が賞賛される、という矛盾も抱えていますが……)。

 人間という種は、進化を重ねると肉体が必要ではなくなり、「エネルギーだけで生きることが出来る存在」となることは既にアカデミーでも以前からお話ししている通りです。そのレベルでは抹殺する肉体がありませんので、事実上相手を殺すことは不可能です。唯一、行える殺人の方法は自分のエネルギーを相手と接触させて消滅させることですが、これは自分の死に直結します。ですからこの進化レベルに達した人類には「他人を殺す」という感覚がなくなっているのです。

 

 経済においても学ぶべきものがあります。

 最終進化のレベルまで行かなくても経済活動がなくなっている社会もあります。技術的進歩により、食料の確保が安定した社会では「食べるために働く」という感覚はなくなります。

 

 そのために「仕事」とは自分の興味が持てる「好奇心が満たされる」ために行う行動となります。

 

 いろいろな例はありますが、チャネリングによる宇宙情報には、このような人間が生きてゆくための手本となる規準が数多く存在します。

 つまり、宇宙的価値観によって「本来の、人間の在り方」がわかって来るということなのです。

 

 現在の地球においてはまだ達成されていない「境地」を知ることによって「本来あるべき姿」を理解すると、自ずと「間違いのない判断」が可能になってくるということになります。


【6月 Normal Way of Thinking 今、大切な「普通の考え方」】

 

 ここ数年、社会に対して「違和感」を抱くことが少なくありません。

 その違和感の主な対象は、さまざまな問題に対しての「判断」についてです。

 

 実際の社会の動きの中で「それはないんじゃないですか!?」という判断を感じることが多くなりました。これに関しては皆さまも同じような感覚をお持ちになることがあると思うのです。

 

 前回の経営者懇談会でもこの感覚について話題に取り上げましたが、多少説明不足でもあったかと思いますので、このコラムでもう少し考えてみたいと思います。

 

 近年、おおかたの予測を裏切る世界的な判断が続いたのは記憶に新しいところです。

 今、世界中に話題を提供しているトランプ大統領の当選や、イギリスでのEU離脱問題が挙げられると思います。これらの問題の特徴は以前からコラムでも取り上げましたように、民主主義の根幹である「多数決」の欠点を浮き彫りにした点にあります。

 

 アメリカの大統領が誰になったとしても、そしてイギリスがEUから離脱しようとしまいと、それは単に人類の長い歴史の一頁に過ぎず、大きな問題ではありませんが、ほぼ拮抗した半数の意見が取り上げられないという異常事態は問題です。

 生活に直結しない問題ではそれも良いかも知れませんが、この結論の結果においては、さまざまな「分断」を生むという実害がありました。民主主義システムの欠陥が表に出た格好です。

 

 身近な問題としては、最近、ハリウッド事件から始まったセクハラ問題はノーベル賞委員にも飛び火し、今年のノーベル文学賞は取りやめになるという事態にまで発展しました。これは日本も例外ではなく、官僚も職を辞しています。他にも昨年から続く政治問題としての「モリカケ疑惑」、「防衛省日報問題」とそれに関わる多くの行政の失態。スポーツ界では相撲協会の不透明な組織運営、オリンピックに絡むレスリング協会のパワハラ、大学アメフトの反則……次からつぎへと「普通では考えられない」対応が出てきます。

 

 これらの問題に対して共通に覚える感覚は「ごく普通に考えて、そんな判断はないでしょ!」というものです。

 

 こんな「普通の感覚、考え方」が通用しないために起こる問題が、社会に噴出していることが違和感の原因です。このコラムをお読みになっている多くの皆さまも、これらの違和感をお持ちになることでしょう。

 

 では、そんな「違和感ある判断」の原因は何なのでしょうか。大きく言えば3つの原因が考えられます。

 

 一つは「組織防衛」、次に「時代感覚の読み違え」、三つ目が「共生意識の欠如」です。

 

 「組織防衛」はいつの時代にもよくあることです。自分の所属する組織や自分の地位を守ろうとするばかりに「組織の理論」で判断してしまい、一般的な感覚とは隔たりが起こってしまうのです。

 これは「自己防衛」にも強くつながっていて、自分が所属している組織を守れば自分も守られる、と考えるのはある意味理解はできますが、それが錯覚であることも事実です。

 

 本来は「問題の原因が何にあり」、「問題を起こしている中心はどこ(誰)にあるのか」を考えることがもっとも存続への近道なのですが、こんな「普通の考え方」すら忘れてしまうのが人間なのでしょう。

 

 「時代感覚の読み違え」は深刻です。

 人間は人生を重ねるとともに経験による知識は増えて行きますが、感覚と発想は衰えて行くものです。まして年齢を重ね、地位が高くなると驚くほど保守的になってしまう傾向にあります。そうなると社会の流れを見誤ります。であるからこそ、地位が高くなり権力を持ったときこそ、次の世代の意見を取り入れ、自分の意見を抑え、その時代における「普通の考え方」が何なのかを見極めなくてはならないのです。常識は常に変化しているということです。

 

 ここまでの二つは人間が陥りやすい「狭い視野」が原因となっています。

 そして最後の「共生意識の欠如」は前の二つとはちょっと意味合いが異なります。これは人間にとって最重要な「生きるための規準」の欠如です。

 

 お話しは少し宇宙に飛びます。

 最高点にまで進化した人類は肉体を持ちません。「意識を持ったエネルギー的存在」です。古くから地球人類もこれらのチャネリング情報を宗教的規範として受け取っていたようですが、基本的には「物質的な肉体のあるなし」という単純な違いが大きな違いとなります。その「破壊する肉体がない」という事実は「相手を滅ぼす」という感覚を取り去ります。

 

 つまり争い、戦争を起こそうとする思考がないのです。

 しかしながら我々は物質的な構造を持っているがゆえに「相手を亡ぼす」という感覚を持っています。これを自制出来なければできないほど地球人類は判断を誤ってしまうということになります。

 

 まだ究極の進化には達していないとはいえ我々も人類共通の感覚は持っているのですから「意識して自制」する必要があります。

 

 これが「共生意識」です。

 「お互いが共に生きてゆくために何をするか……」。すべての判断にはこの規準が最も大切であり、この意識が欠如するほど判断は間違って行くということなのです。

 

 現在の混乱の多くは、このような問題に起因しています。

 地位や権力を過剰に守ろうとし、また時代感覚を見誤り狭い視野になる。そして共生意識を失う!このようなことが問題を大きくし、「普通の考え方」から自らを遠ざけてしまう要因です。気をつけなければいけません。

 

 現在は、2003年からの宇宙転生により人間が一段階進化するチャンスとなっていますが、反面大きなエネルギーの影響は人間にとって混乱も引き起こします。

 

 だからこそ物事の判断をするときには「狭い視野に陥っていないか?」「お互いに共存するために何をしたら良いのか?」……。

 

 こんな「普通の考え方」が重要なのだと思います。

 


【5月 言葉遊び!?】

 

 「言葉遊び」となんでしょうか。

 

 本来のイメージならば「俳句」を読んでみたり、

「川柳」を吟じてみたり、そして聞くということでは「落語」や「漫談」を楽しむなどもこれに当たるでしょうか。

 いずれにしても「言葉遊び」には「心の余裕と優雅な遊び心」が大切なのではないかと感じます。

 しかしながらここのところの「言葉遊び」にはちょっと違ったニュアンスを感じます。

 

 「詭弁」「誤魔化し」「言い換え」……。そんな要素を強く感じる「言葉遊び」になってしまっている気がします。

 最近のコラムでも、「言霊」について連続して書かせていただいていますが、まさに「言葉」に「気」が込められていない「言葉遊び」に辟易しているのは皆さまも同じかと思います。

 

 昨年から続く「モリカケ問題」を筆頭に、政府の混乱が続いていますが、昨年は何かうやむやのうちに混乱がどこかに行ってしまい、ある学校法人はつぶれ、ある法人は開校し、防衛省は予算を次々に膨らませています。そしてそれに継ぐ衆議院選挙でも与党は圧勝しました。このときも新風を吹き込むかに思われた勢力が「言葉」によって自滅していったのは記憶に新しいところです。

 

 政治評論をするつもりはありません。

 

 これらの社会現象を「オーラ的」に考えたいと思っています。

 皆さまも昨年の流れを見ていて、何か政府や行政のトップの発する言葉に不信感を覚えたのではないでしょうか。その証拠が世論調査にも現れていて、現政権のトップに対して「人格が信用出来ない」と云う主旨の意見が1、2位を占めています。それを感じる原因は、まさにその「発言」にあるのだと思います。

 

 昨年、首相から「私や妻が関与していたら首相も議員も辞める」という発言がありました。この発言の後ろには、「法律的には関与していない」という自信があったのでしょう。しかしながら名誉校長に就任するなどという活動は、あきらかに「関与」です。

 首相が「法律を犯すような関与をしていたら」という発言をしたならまだ言い訳のしようもあるというものですが、一般的な言葉使いの「関与」である以上、明らかに「関与」があったと感じるのが一般的な受け取り方であり、国民が抱く感覚です。昨年行われた質疑なども「納得できない」という意見が多くありながらも流されて行ってしました。

 

 しかしながら、この多くの人が感じた「違和感」が、まさに皆さまのオーラが「リーダー達の発言に言霊を感じたか、感じなかったか」の実証にもなりました。

 

 今年になって次々と、昨年の発言に対する反証が出てきてしまいました。

 財務省の公文書改ざんに始まり、防衛省における日報問題、地方自治体の記録文書発覚……等々です。これら文書とリーダー達の発言を比べるならば、それら関与が「あったかないか」「法に触れるかどうか」という技術的な問題は別にしても、私達一人ひとりが感じた「何か変!?」という「オーラ感覚」が正しかったことになるのでしょう。

 

 その後も、トップ官僚のセクハラ発言があり、その管理者でもある政治家が次々と失言を繰り返し、まだまだ収集が付かない状況です。そこで持ち上がったのが、冒頭の「言葉遊び」というフレーズです。優雅さの欠片もない「言葉遊び」はもうやめたいものです。

 

 今、日本を揺るがしているこれら大問題は、ひとつの省庁がどうの、官僚個人がどうの……という問題ではないと感じます。

 

 それはまさに社会における「言霊」のなさ、つまり「コミュニケーション」の欠如という大きな問題なのです。

 皆さまの生活の中でも、どんなに注意を払っていたとしても必ずトラブルは起こってしまうことでしょう。ましてや社会は「人間関係」で出来ていますので、自分の意見がすべて通るものではありません。社会経験の少ない方なら尚更かも知れません。今、大切にしなければならないことは、このコミュニケーションなのでしょう。

 

 さらに言えば、「オーラ・コミュニケーション」です。

 

 社会の中で上手くコミュニケーションをとるには、「本音」を言えばよいというものではありません。

 処世術の中には「本音と建前」という考え方もあります。そんな中でも、生活の最大のリスク・マネージメントは「真実を話す」ということでしょう。「本音」ではありません。「真実」が大切なのです。

 

 真実を話すためには、その瞬間だけの「つくろい」では「言霊」は成り立ちません。前々からの行動や準備も必要です。それら一連の行動が「その人にとっての真実」を作り出します。

 

 昨今の社会問題のように、前々からの行動に後ろめたい部分や間違った認識がある場合、どんなに言いつくろってもそこに「言霊」は乗りませんから、その人から「真実味」は伝わりませんし、そこに、人は「違和感」を感じてしまうのです。

 

 人のコミュニケーションは「言語」だけではありません。

 「しぐさ」「表情」など、多くの要素が含まれて「相手への印象」が出来上がっています。そしてそれ以外に存在する大きな要素が、その人が醸し出す「雰囲気」、すなわち「オーラの輝き」です。

 

「オーラ」は「肉体」とともに人間を構成する大きな要素である「生命力(私は生体エネルギーと呼んでいます)」が発する輝きです。

 

 健康を含め、肉体を磨くことも大変大切なことですが、もう一つ、自分の生命力である生体エネルギーを磨くことも生活を輝かせる大きな要素となっているのです。

 

 これは肉体と同様に訓練することも可能ですし、考え方一つで輝きだすこともあります。そして最終的には輝くオーラが乗った「言葉」で社会が満たされればそれが素晴らしいコミュニケーションになることは言うまでもありません。


【4月 素敵に生きるための視点】

 

 4月は新しいことが始まる季節です。

 

 この季節には、桜の花の華やかな開花とともに「新」という言葉が社会にたくさん見られる季節でもあります。

 「新年度」「新入生」「新入社員」……。今月から学校を卒業し、社会に飛び込み、新しい世界を経験する人も多いことでしょう。「新」を経験する人にとっては希望と不安のひと時でしょう。

 

 現代社会には多くの「仕事」があります。

 それこそ普通では想像も出来ないような職種もたくさんあるようです。

 また、身の回りの品物のどれをとっても、その品物に必要なさまざまなものを作っている人たちがたくさんいます。

 

 今、このコラムを軽快な音楽を聴きながら書いていますが、普段何気なく聞いている音楽も、それが出来上がり、私たちの耳に届くまでには想像を絶する「人の手」が必要です。「音楽を作曲する人、それを演奏する人、演奏に必要な楽器を作る人、アレンジをする人、録音する人、録音スタジオを作った人、録音を調整する人、マネージメントする人、音楽を配信する人、音楽を聴く機械を作った人……」。

 それこそ数え切れない人の手を経て音楽は私たちの耳に届きます。何と社会は多彩なことでしょう。

 

 よく「自分に向いている仕事はなんですか?」というご相談をいただきますが、私はまず最初に「とにかくまずは目の前の、ご縁のあった仕事を一所懸命にやってみて、それが楽しめるかどうかを試してみることが大切」だとお伝えしています。

 

 ちなみに、チャネリングによって垣間見る、はるかに進んだ人類の仕事はだいたい3つくらいしかありません。

 

 芸術家、学者(探求者)、外交(他の人類との交流)です。

 

 もともとエネルギー的存在ですから、肉体維持のための「行動」や「もの」は必要ありません。ですから経済もありません。従って、仕事も対価を求めるものではありません。純粋に自分の興味によってやりたいことが仕事になります。理想的な社会です。

 

 ここまで究極の世界になると「仕事に向き合う本質」は、「自分の好奇心を満たすこと」「相手に感動をもたらすこと」「他人と共存のためのバランスをとること」という生命の根源的な欲に特化されて行きます。

 もちろん権力欲や金銭欲などは存在しないので仕事に影響を与えません。あまり他人との比較や優位性という視点もないのです。

 

 まだまだこの感覚を私たち地球に直接当てはめることは出来ません。でも私たちは「その片鱗を持っている」ことは確かです。

 

 今、また世界が大きく動こうとしています。

 

 主に政治が話題になっていますが、日本ではまたまた「森友問題」が再燃し、近隣ではロシア、中国が一個人に強大な権力を与え、またアメリカまでも巻き込んだ「北朝鮮関係」が動こうとしています。

 

 ここで非常に興味を引かれることが「一般人の考え方」です。

 

 これは何かと言うと「普通の人が普通に考えること、基準」という意味です。

 ここには「権力」の力は考慮されず(権力を持っていないのですから当然ですが)、「単に平和に生きて行きたい」という単純で基本的な考え方が反映されています。実はこれが非常に大切なことだと考えています。

 

 日本では「プロ中のプロ」と言われる行政マンが命取りともいえる犯罪的な行為を犯している疑惑が出て来ました。

 政治家が関与したかどうかが問われていますが、そんな「証拠を残す」ようなことは政治家であればやらないでしょうし、一般的に考えれば公務員がわざわざ犯罪行為を犯すことは考えられません。

 

 しかし、現実に事件は起こっています。

 「普通の人が考えておかしなことを、プロ中のプロがやって」しまいます。

 

 北朝鮮の武装問題を考えて見ましょう。基本的に解決策は2つしか考えられません。

 

 「戦争」か「話し合い」です。

 

 戦争は最も避けなければならない問題ですから、解決方法のベストなものは「話し合い」しかありません。

 日米は「徹底的な制裁で一致」していましたが、韓国の動きによって形勢が変化しました。そして何よりも「政治の素人」であるトランプ大統領の一言で「対話の道」が開かれました。先行きはまだまだ不透明ですが、一般人が考える「対話」に少しでも向いて行くことは良いことでしょう。

 

 「素人考え」恐るべし! です。

 

 日本は政治を筆頭に「一般人が考える」方向とは逆に動いているようです。人生に「もし」はない! と言われますが、今回の森友問題なども、もし私が野党の議員であったとしたなら、「政治家関与の証拠はないかもしれない。しかし何故プロ中のプロがこんな行為に出たのかを考えるのは国民の皆さんの義務です。今こそ民度が問われています!」と国民に訴えるでしょう。

 

 進化した世界での仕事の原則は「相互の生存を保つためのバランスを取る事」、「如何に他人に満足感を与え、自分も満足するか」、「未知なものを知る好奇心」に基づいて行われます。

 

 今、我々にも問われているのは「誰のために、何のために」行動するのか? という「人生を生きるための意義」なのだと思います。

 

 チャネリングは、いつもこのように生き方の見本を我々に教えてくれる貴重な情報になっているから面白いのです。 


【3月 冷静な時代を創る!】

 

 95年前に関東を襲った地震。

 関東大震災と呼ばれるこの災害では、火災が併発したことによって多くの家屋が消失し、被害が拡大。それに伴い多くの人命が失われました。

 歴史に残る悲劇的な災害です。

 

 この大震災の裏ではもう一つの悲劇が起こっていました。

 

 それは、ある「噂」によって無実の人々が虐殺されたことです。

 関東大震災時には多くの「噂」、すなわち「未確認情報」が流れたようです。「大きな地震が再度やって来る」「東京が津波に襲われる」「富士山が噴火する」などがあったと聞きます。

 その中でも日本に住む一部の人たちを対象とした人種差別的噂が悲劇を引き起こしたということのようです。

 

 緊急時、特に災害のような秩序が保てない状況の中ではこのような「噂」が大きな力を持ってしまうことが多いようです。

 最近は、SNS(ソシアル・ネットワーキング・サービス=主にインターネットによる電子掲示板やコミュニケーションをとるツール)の発達によって個人の情報発信が非常に簡単になりました。

 

 それ以前の情報発信は、主に新聞、ラジオやテレビでしたが、現在では特に若い世代において顕著ですが、ニュースなどはもっぱらスマホのネット経由で読まれることが多いようです。

 これ自体に問題はありません。発信の媒体が「紙」から「デジタル」に変化しただけだからです。

 時代の流れと言えるでしょう。

 

 トランプアメリカ大統領が声高に叫んでから有名になった「フェイク・ニュース」ですが、これも昔から、各メディアの「主義主張」によって、同じニュースでもその解説と論評がまったく異なるのは当然でした。政府の政策などはこの典型で、

政府寄りのメディアと政府に批判的なメディアでは論調は全く異なってきます。

 

 問題なのは、「事実をそのまま伝える必要がある情報」です。

 

 例えば、「災害時にどこに避難すれば良いのか」、「生きる上に必要な水や食料などはどこに行けばもらえるか」などは正確性が求められます。

 そんな情報の中に、発信元すら不明確な「未確認情報」、つまり「噂」が紛れ込むと大変なことになるでしょう。

 

 まだ記憶に新しい東日本大震災でもSNSによる情報が数多く発信されました。

 その中には被災者の方々の安否情報や必要とする物資などが被災者側の目線で発信され有効に働きました。反面、やはり多くの「噂=デマ」も発信されました。

 原発のメルトダウン後には「ヨウ素を飲むと放射線予防になる」とか「ホウ酸を食べると良い」などが頻繁に発信され、千葉県市原市の石油会社プラントの火災後には「黒い雨が降っているので外出をしないように」という情報も流れました。

 これらは実際に私の手元にも流れてきた情報です。

 

 手軽に情報発信が出来るだけに、デマが流れるスピードも恐ろしいほど速くなっています。

 

 「ユーチューブ」などに代表されるネット・サイトではありとあらゆる情報が簡単に手に入ります。

 そのほとんどは有効なものであり、さまざまなエンターテイメント情報ではありますが、中にはゴシップやデマ、ヘイト的な発信も含まれています。

 

 それらの情報を受け取る側が、娯楽や単なる噂話として冷静に受け取っている間はよいとしても、それらが日常的に流されていると感覚が麻痺してしまい、自分がヘイトなどを発信することにも抵抗感がなくなってきている傾向にあることが気になります。

 

 「匿名性」が人の本性を剥き出しにする傾向を助長していると言えるのではないでしょうか。

 

 人は新たな技術や素晴らしい芸術を生み出して来ました。

 しかしながら95年前の過ちから学ぶことなく同じことも繰り返しています。

 

 このようなことを避けるには、一人ひとりの「個人の意識」を変えるほかありません。

 今の社会には「冷静な感覚」が求められているのです。

 

 ここ数年、国家的規模での混乱が多く見られます。

 「自国中心主義的な感覚」が蔓延しつつあることは皆様もお気づきでしょう。「アメリカ・ファースト」然り、「ブレグジット」然りです。世界中で「自国ファースト」が急速に広まっています。

 

 これ自体は当然の感覚かも知れません。人間は誰しも「もっとも守りたいのは自分」なのです。しかしながら「人間は集団的動物」でもあります。

「自分一人では生きてゆけない」のが真理です。

 

 ですから「個が大切」ということと「他人との共存」との間のバランスを考える必要が出てきます。

 

 最近、このバランスが崩れてきているのをお感じになるでしょうか。

 

 その原因はいくつかあるでしょう。

 中でも、「デジタル革命」は大きな原因の一つと言えます。

 人間の感性を越えるスピードを持つこの新しい技術は社会を根底から変えつつあります。それは経済に大きな影響を与え、新たな産業を生み出すと同時に大きな貧富の差も生んでいます。

 

 この「デジタル革命」は経済だけでなく、文化や統治にも影響を及ぼします。技術に追いつかない法律。民族、宗教、地理の枠を超えた情報の流れ……。

 

 デジタルだけでなく、オーラ的にも人類は今まで味わったこともない状況に対峙しています。

 ですから、そこから大きな混乱が生じることは想像に難くないことでしょう。

 

 これらは時を経ることによって自然と順応して行くことではあります。しかしながらそれはまだまだ先のこと。

 

 このまま何もしないで混乱を放置して行くと戦争はもちろん、人間の行動自体が環境に悪影響を及ぼし、「人間が自然災害を生む」ということが空想の中の物語ではなくなってしまう危険すらあるのです。

 それによって滅びた惑星を私は知っています。

 

 皆様の人生を安定させ、未来にこの素晴らしい地球を引き継ぐためにも、今、人類に求められているのは「冷静な時代を創る!」という強い意志とオーラなのだと感じています。


【2月 想いは実現する!?】

 

 以前からセミナーの中でも「共存」のお話しをしてきました。

 

 特に今年は「変化と共存」が大切な年ですので皆様にも更に意識して、考えていただければと思います。

 

 さまざまなチャネリングをしていると、滅亡したり発展したりする惑星の特徴が見えてきます。

 そんな中で「変化と共存」の源となる、皆様ひとり一人の「オーラ」が持つ素晴らしい力を紹介してゆくのも私の役目だと考えています。

 

 ここからちょっとだけ硬いお話し……ですが、少々お付き合い下さい。

 今、もし地球で、戦争が起こったとしたら「核兵器」を使ってしまう確率は非常に高いと言えるでしょう。

 そうすると全人類の滅亡とまでは行かないかも知れませんが、相当な打撃を蒙むることは誰が考えてもわかることだと思います。

 

 ほんの少し冷静に考えただけでも、「これは非常に単純な理屈」のはずです。

 しかしながら過去、このような戦争という悲劇は何回も繰り返されています。

 

 また一般的に、「自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない」と言います。

 

 これも誰しも「そうだよね!」と思えるものですが、社会の中ではこれが実践されていないことが多いです。

 

 今、社会で蔓延するさまざまなハラスメントなどはその典型でしょう。

 

 あってはならないことですが、今、戦争が起こったとします。

 そうするとそれは「誰のせい」なのでしょうか。

 直接的には「その時に戦争を始めた為政者」ということになるでしょう。

 そしてほとんどの方は「庶民はいつの時代も影響力がない!」と考えると思います。

 確かに多くの場合それは事実で、また組織で「上に行こうとする者」は大抵の場合、権力を好む傾向にあります。

 しかしその反面、そんな権力者に「ひっぱってもらいたい自分」がいることも否定出来ないでしょう。

 

 実に大切なことは、この部分なのです。

 

 「誰かが考えればいい!」

 「誰かが何とかしてくれる」……。

 

 チャネリングで得た惑星の滅亡例も、この小さな一人ひとりの「考え方」から始まっていました。

 

 これは非常に難解な問題を秘めています。

 

 というのは「全世界の、ほとんどの人間が争いを求める」わけではないでしょう。

 しかしながら「戦争を始めてしまう」という事実が起きてしまいます。

 

 これはあなたの気持ちの中に、「間接的に戦争を認めてしまう気持ち」が存在している可能性があります。

 「気に食わないからやっつけてしまえ」

 「相手が喧嘩を売ってくるのだからやるしかない」……。

 

 そんな気持ちです。

 

 これらを押さえるのは至難の業でしょう。

 だからこそ「そんな想いが束になると現実化してしまう」ということを「意識する」必要があるのです。

 

 よく、「想ったことは実現する」といわれます。

 

 これはまさに人間の想いが束になったときに表面化する事実を指します。

 「多くの人が同じ方向のエネルギーを出すことによって、それは大きな力となって社会を動かす」のです。

 

 もちろんこれは集団だけでなく、個人の中にも同じ作用をします。

 「強く想えば願いは叶う!」。

 このすべてがイエスではありませんが、自分の未来の姿をイメージすることは自分を成長させる第一歩でしょう。

 

 今年からのバイオリズムはまさにこんな傾向が強く表面化する波動となっています。

 社会的にも個人的にも想いが表面化しやすい流れといえます。

 

 これからは、ますます「考え方」が重要になって来るでしょう。

 

 今年の「変化」には2方向の考え方があります。

 一つは「バイオリズムの流れによって自然に変化する」という要素。

 そしてもう一つは「自分が意識して変化する」というアプローチです。

 

 エネルギーの流れから見ると「外からの影響と内側からのエネルギー」ということになるでしょうか。

 ですから、これからは「変化している」と感じるときには、それが良い方向ならば波に乗る努力を。そしてあまり良くない方向であるならば、止まらず、尚更「変化の努力をしてみる」必要があるでしょう。

 

 良くない流れはあなたのエネルギーが滞っていることを示す可能性があるからです。

 オーラのエネルギーは血液と同じです。

 常に循環が必要なのです。

 

 変化が起こると、今までの物事が混乱することもあるでしょう。

 まさに今はこんな時代だと感じています。

 

 ですからここで考えるポイントは、

 「混乱の基になっている問題は何か?」

 「どのような方向に進むことがよいのか?」……です。

 

 そして、それを考えることの基準が、今年のもう一つのキーワードである「共存」即ち、バランスです。

 

 現在の地球はテクノロジー、経済などすべての場面においてバランスを欠いています。

 同じ地球に暮らしていても広がる格差、これは同じ国の中においても言えることでしょう。

 今年から益々、皆様と一緒にこれらを考えてゆきたいと思います。

 一人ひとりの「オーラの力」がまとまれば変化を促せるからです。

 

 人間が惑星をコントロール出来ると過信するならそれは誤りです。

 

 自然のシステムは「その上でしか生活できない人間という生命」を排除することはいとも簡単です。

 もちろん「排除しよう」という意思などはありませんので却ってやっかいです。

 

 神様などがいて「人間を懲らしめる」というのであれば何とか神様に謝って、悔い、改めれば良いのですが、現実は、自然のシステムが相手となりますから「謝罪」などは全く通用しません。

 

 自然の許容量以上バランスを崩したらもう手遅れになります。

 ですから、せめて人の手の及ぶ社会システムくらいはバランスさせなくてはいけないのです。そろそろ地球のバランスも微妙なところまで来てしまっている波動を感じています。

 

 遠く、未来の子どもたちに、この環境を残すためにも、今「オーラ力」を「変化と共存」に向けてふんだんに発揮することが大切なのだと痛感しています。

 

 「想いは実現する」は本来、こういう意味なのです。

 


【2018年1月「好奇心と創造力」を活かす!】

 

 皆様に、心から新年のお慶びを申し上げます。

 明けましておめでとうございます。未来創学アカデミーに対しましての日頃よりのご支援、ご協力に感謝を申し上げるとともに、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 最近、よく「社会の変化」という表現を使わせていただいています。皆さんも日本のみならず、世界全体を眺めても、流れが大きく変わっていることを感じることがあるかと思います。

 政治的には「自国ファースト」の波が全世界に押し寄せています。これは何もアメリカだけに限ったことではなく、イギリスでも起こり、中東地域でも、そして「国」というくくりだけでなく、

スペインのカタルーニャ地方に代表される地域の独立機運や、民族、宗教による離合集散も激化しています。

 これらには大きく二つの原因があると思います。 一つは、「人間の特質」です。人は身近な、価値観を同じくする集団に属したがる傾向があります。最もこれは人間だけに限らず、「動物の習性」といえるかも知れません。そして究極は「自分ファースト」に至ります。哲学にも「自分が存在しなければ社会は存在しないも同然」という考え方があるくらいです。ですから今の社会の流れが小集団にまとまろうとする傾向が強くなっているのは本能的に当然なのかも知れません。

 二つ目は、今の世界の「分布」を定義しているのは、すでに70年も経過した世界戦争「第二次世界大戦」の価値観であるということ。争いですから当然「勝ち負け」がありますが、そんな勝ち組の理論によって形作られた国境線や価値観への反発が表面化しているという傾向があります。まさに朝鮮半島問題などは最たるものでしょう。

 つまり、現在の「社会変化」の底流には、過去の価値観への疑問と世界を見回したときに感じる自分の「立ち位置」の不公平感などの噴出があると考えられます。まさに「必然の変化」です。 また経済の面でも大きな変化がやってきています。これにも二つの大きな要素があります。

 一つは、「先進国の行き詰まり」と「途上国の発展」です。これは至極当然のことで、ものが有り余ってくればそれ以上は売れなくなりますし、物が足りない人々は豊かになろうと発展を目指します。これも人間の本能でしょう。ですから経済的勢力図が変化して行くのは必然です。

 そして二つ目は「大いなる産業革命」とも言えるIT技術の発展です。これによって世界は劇的に変化し、生活も仕事も考えられないようなスピードで変化をしています。

 変化の目に見える例は「通貨」に顕著に現れています。通貨は長い間「国家の信用」が裏づけとなり利用されて来ました。しかしながら最近ではそれらが電子決済となったり電子マネー、そして究極の「国家を通さない」、ましてや誰が作っているのかもわからない「仮想通貨」も流通し始めました。人間はまだまださまざまな新しいものを生み出して行くことでしょう。

 そこで必要になってくるものが、「好奇心」であり、好奇心によって沸き起こる「創造力」です。どれだけ社会に対して好奇心を持って望めるか。そしてその好奇心を活かしてどれだけ創造力を働かせられるか。このことがこれからの人類の行き先を決めるといっても過言ではありません。

 人の創造力には限界があり、自分が知っていることしか創造が出来ないといわれます。

 これは正しいと思います。経験豊富な人、見聞の広い人ほど発想が豊かであり、許容範囲が広いことが多いのは確かです。例えば日本は戦後、欧米諸国、特にアメリカを見ながら発展してきました。そこに改善を重ね、世界有数の国にもなることが出来ました。しかしながら空前の発展を遂げた後に来たものは「少子高齢化」という人類が始めて体験する世界でした。お手本を失った日本が直面する問題です。自分が知っている範囲でしか創造が出来ないとするならば、私達人類は早晩行き詰まってしまうでしょう。

 しかし、この「知っている」という範囲は地球上だけのものではないのです。人間の歴史は宇宙的な広大さを持っています。生命の発生から第九段階の進化に到るまでの膨大な知識と見本があります。もっと具体的に言えば、先ほどのIT技術の発展と貨幣の進化です。惑星「ゼータ」のチャネリング情報を見ると、進んだ未来の貨幣経済はすべて電子決済的な方向に進んでいます。ですから地球上でのこの方向性は「必然的方向性」だといえるでしょう。原発など原子力に代表される、まだ人間がコントロールしきれない技術はどうでしょうか。これは「ソリス」のチャネリング情報が反面教師になります。行き過ぎた「技術」が惑星環境を破壊して人類は滅亡してしまいました。

 「自国ファースト」などの流れはどう見たら良いのでしょうか。これは「ミラナス」の情報が役立ちます。進化した人類は「合意形成」に情熱を燃やし、満足感を見出します。そこから学ぶことは「社会の分裂」ではなく、「人類の相互理解」だということがわかります。そんな視点で社会を眺めると、現代は技術の使い方の一部は進化し、合意形成では真理に反していることがわかります。 進化の「お手本」は皆さんの魂に刻み込まれていて、もっと好奇心を持って社会を眺め、創造力を働かせると、まだまだ新しいものが見えてくるということなのです。

 今年は、「より深い心の視野」を持って創造力を働かせると、更に人生が豊かになるということを実感していただきたいと思っています。

 


【2017年12月】ヒーリング・パワーを全世界に向けて!

 

 とうとう今年も残すところあと一ヶ月となりました。

 今年の日本の秋は週末ごとに台風に見舞われ、なかなか心がウキウキする「行楽の秋」とは言いにくい天候だったのではないでしょうか。日本はこの季節「紅葉」が美しいのに残念でした。

 そんなすっきりとしない流れの中で、社会にも同じようにすっきりしない状況が見られました。

 最後まで国民が納得しがたかった「衆議院解散総選挙」、「トランプ大統領の来日」、毎日騒がれる「実感のない株高、好景気」、日本産業をリードする「自動車会社の不祥事」、世界の犯罪史にも残りそうな「猟奇的な殺人事件」……。

 今、あきらかに社会の「流れの変化」を感じています。

 ある意味、これらはいつの時代にも起こっているありきたりな事柄かもしれません。しかしながら、さまざまな部分で「違和感」を感じます。

 ここのところ皆さんにも「社会で起こる事柄をいろいろ考えましょう!」と提案させていただいています。それは社会的オーラの流れを実感して、

今後の流れを良くしていくためでもあります。いつも申し上げることですが、社会の流れは、「一人ひとりの人間の発するオーラの集合体」だからです。

 秋からの出来事の一部をご一緒に、ちょっとだけ考えてみたいと思います。

 まず、突然の「衆院解散総選挙」。頻繁に「大義」という言葉が使われました。選挙に「別にそれほど大袈裟な理由が必要? 議員なんてそんなものでしょ!」と言われてしまえばそれまでですが、少なくとも「誰のため!?」というくらいの理由は必要なのではないでしょうか。そしてこの「誰のため」の主体はもちろん「国民」であって欲しいものです。解散権を持つ当事者は「もちろん国民のための解散!」と胸を張ることでしょうが、そこに「今が勝つ絶好のタイミング」という事情が透けて見えてしまうのが残念なところです。そして、それに反応する国民もあまりものを考えていないのではないかという違和感が残ります。

 そしてアメリカ大統領の初来日。ご令嬢が先に来日し、そのファッションなどが大きく報道されましたが、大統領補佐官としての活動はいまいちで、アメリカの報道機関は日本のメディアのあり方に疑問を呈しました。そしてご本人が来日し、日本の首相との親密ぶりをアピールしましたが、そこに見えるオーラは明らかにビジネスマンのそれで、世界一の大国を率いるリーダーのものではないと感じます。政治家が経済を引っ張り、一点突破すること自体に異論はありません。それも一つのやり方でしょう。しかしながら今回、アジア各国で目立ったセールスが、「武器輸出」に過度に偏った物だった点に違和感を感じるのです。

 政治が目指すものはただ一点「争いのない社会の実現」です。何故ならば、人間は放っておいたら必ずと言って良いほど「争う」ものだからです。

ですから、政治家に与える権力は、争いを止めることに使うためにあるのです。

 古来より戦争は「領土拡大(食料の確保)と遺伝子を広める」ために起こるといわれます。現代ではこれらの要素が「金銭=経済」に置き換わりました。ですから戦争の原因は「正義」ではなく、

「経済」から起こることがほとんどです。ですから各国共に「自国の経済を充実させる」ために躍起になるのは自然なことのように思えるのですが、

あまりにもそれが露骨であり、日本においてはその原理さえ忘れて「国際的に認められたい」という誤ったリーダー意識を感じることが最大の違和感になっています。

 次に国内の経済問題です。毎日のように大企業の黒字決算が報じられ、景気回復が叫ばれますが、

実感を伴っているのはごく一部の人間でしょう。本来の景気回復は国民全体がそれを感じることが重要ですが、現在日本政府が唱える「トリクルダウン政策(註:「お金持ちがよりお金持ちになれば、そのお金が使われだんだんと下に流れてくる」という考え方)」はもっともらしいものではありますが、今、世界中を席巻する「金融」に過度に依存した経営手法ではなかなか通用しません。

 詳しく語ると長くなりますが、簡単に言えば、「現在の経営手法はトップに厚く、若い世代は給料が増えないビジネスモデル」が出来上がっていて、なかなか上からお金は降ってこないのです。この辺のモデルを変えずに古い手法を使い続けているところが違和感となります。

 また日本を代表する自動車会社の不祥事も続いていますが、確かに現行の法律からすれば明らかに「違法」なのですが、その法律やシステムそのものが「時代遅れ」であり、そちらを変える必要があると思えます。

 そしてまた、異常な犯罪が発生してしまいました。被害に合われた方は本当にお気の毒であるとしかいえません。しかし、ここにも視点を変えて注意しなくてはならないこともあります。犯罪に巻き込まれるということは珍しいことではないかも知れませんが、あまり多いものでもありません。

犯罪に遭遇してしまう確立が上がるのは「危ないときに危ないところに行く」ことです。今回はまさにこのようなちょっとした「心のスキ」を狙った凶悪犯罪でしょう。「異常なものに近寄らざるを得ない心境になる社会環境」に大いに違和感を感じざるを得ません。

 年末を迎えて考えることは「来年こそは良い年でありますように!」ということだと思います。

 ここまで考えて来たように、「社会にある違和感」を皆さんが少しでも意識して、改善しようとすると、そのオーラが社会に広がり、それに反する人たちを良い方向に変えて行くパワーがあるということを知っていただきたいのです。

 一人でも多くの人が、世界に向けてヒーリングのパワーを発していただくことで社会は大きく変わることでしょう。

 あなたには、そんな凄いパワーが宿っています。 是非とも、来年を素敵な年にして行きましょう。


【11月】変化を楽しみませんか!?

 

 「変わる」ということはとても難しいことなのかも知れません。

 つい先日行われた選挙を見ていてもつくづくそう思います。彗星の如く現れ、躍進が期待された集団もリーダーの「ほんの一言」で見事に失速。一般国民が普通に考えても「それはないだろう!」と思われる態度を人は取ってしまうようです。なかなか一度備えてしまった雰囲気、態度を「変える」のは難しいのかもしれません。

 反面、地位や立場は変えやすいのでしょう。野党のドタバタ劇は大変興味深いものでした。でもこれは何も野党に限ったことではなく、その時々によって与野党ともに起こる出来事です。

 選挙に慣れ、何度も同じような離合集散を見せられてきた皆さんには、これらの動きは既に「当たり前」の光景かも知れません。しかし今回、初めて選挙権を得た10代の方々には「奇異」に移ったことかと思います。大人たちの、それも日本を引っ張る人々の行動ですから、まさに「反面教師」となったのではないでしょうか。

 また、今回ほど「言霊」を意識させられた出来事もありませんでした。

 「言葉に人の想いが宿る」と云われるこの「言霊」ですが、これは非常に大切です。「人は言葉によって動く」……まさにその通りで、これは演説が上手いヘタとは関係なく、その人の「本心」「想い」がエネルギーとなって言葉に宿り、相手に伝わるというテレパシーそのものです。

 戦略や計算がどんなに正しくても、それを伝えるテレパシーである「オーラが宿った言葉」、すなわち「言霊」には本音が現れてしまうのでしょう。

 今回の選挙ではこんな「負の言霊」が有権者に伝わり、一瞬にして多くの人々の夢と思惑を打ち砕いてしまいました。

 「言霊恐るべし!」です。本当に一日一日が勉強になり、見逃せない……そう思います。

 そして同様に「変わること」の難しさも学べます。

 「変わらないこと」も大切ですが、「変われない」ことはもっと問題になります。

 人は毎日成長しているので、常に変化しているはずなのですが、自分の欠点を変えることは難しいようです。また「信念を曲げない」ことは比較的良い意味に捉えられがちですが、これも視点を変えると「頑固」と同義語でしょう。真理に反しないような宇宙的「信念」ならば、変える必要もないでしょうけれど、「思い込み」や「偏った信念」は困ったものとなるでしょう。

 同時に、社会も動き、変化しています。ですから、昨日までの常識も、明日には非常識に変わってしまうこともあります。人間の考え方や想いも常に変化をしているものなのです。

 ここで大切なことは「常に考え、探求して行く」ことだと思います。

 さまざまなチャネリング情報の中で、私たちより高度な進化をしている人々の話を聞くと、その旺盛な好奇心に関心させられることが多々あります。常にさまざまなことに興味を持ち、不思議がり、その答えを見つけようとしています。

 それが彼らの価値観であり、人生そのものだからなのでしょう。

 「知的欲求を満たす」……。これこそが高度な進化を遂げた人類の生活であり、楽しみと言えるでしょう。

 ですが我々地球人は肉体という物質的部分を持った生物です。純粋にエネルギー体として生きる彼らとは組成があまりにも違いすぎるので、どうしても生きてゆくために食糧が必要であり、環境に適応するために文明も作り続けます。

 その為、生産の工夫など徐々に作り上げて行くものには適応しますが、その反面、「ヒラメキ」という発想部分の感性は鈍く、また積み上げたものを変える「変化」にはなかなか付いて行けないことがあるのです。

 しかし、時代は変化をします。それは個々の人々が意識するとしないとに関わらず訪れます。

 まさに今の時代は、急激な「変化の時代」と言えるでしょう。

 そこには二つの大きな「変化」があります。

 一つは、地球的なデジタル文明の発生であり、もう一つは宇宙的なアセンション、人間の生命を支えるエネルギーの進化です。

 デジタル文明において変わらなくてはならないのは、今までの時代を築いてきた世代です。これには多くの力と時間をかける必要があるでしょう。

そして旺盛な好奇心が必要です。年齢などには関係なく、「変わろう」とする意識がオーラを輝かせ、その人を魅力的なイメージにすることでしょう。生きて行く上でとても大切なことです。

 そして、もう一つの「エネルギーの進化、次元上昇の波」です。多くの人間が「探求」の意識に目覚め、新しい視点、宇宙的な視点で社会を眺めるようになるでしょう。そうすると間違いなく社会は大きく変わって行きます。 それは当然良い方向への変化です。

 今の社会混乱は、その変化のスタート地点に立った過渡期へ入る混乱と言えるでしょう。

 世界は今、さまざまな分野で比較的「独裁」的な方向に向かっているように見えます。政治にも産業にもそんな流れを感じる方も多いことでしょう。これは過去長い間定着してきた資本主義などの「思想」の変化を示しています。だんだんと究極の姿が見え始め、そこにある矛盾や問題点が浮かび上がってくる過程と感じています。確実に変化の波が近づいているのです。

 何故、人間は変化しなくてはいけないのでしょうか。宇宙的に見て、人間は究極に向かって常に「進化」し続けている生物だからです。

 それが本来の姿だからです。

 それならば「変化すること」を楽しんで見ましょう。その「コツ」は、「気づいたところからほんの少し変化させてみる!」です。自分の中に「新しい発見」が必ず出来るはずです。

 


 

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