【菊地トオルの最新コラム】

 

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超能力開発の基本は、「考える」こと


 ここのところの社会の動きは不安定さを増しています。

 昨年末の予測講演会において発表した2022年のキーワードは「アンバランス」でしたが、まさにそんな流れの一年となっています。

 

 国内の情勢もまた然りで、経済の不安定、コロナ・ウイルスには未だ翻弄され、急激なインフレ……等々。昨今は元首相の悲惨な暗殺事件から明るみに出た、「古い名前で出ています」的な、すでに騙される人などいないであろうと思っていた宗教団体の名前が出てきているのも驚きです。

 

 私も長い年月に渡って宇宙情報などをチャネリングし、社会に活かせる情報として、さまざまなお話しをさせていただいておりますので、もっと人間の価値観は進歩しているはずだと考えていました。

 しかしながら実のところ人間の価値観はあまり変わっていないのではないか、そしてまた人間は、まだまだ何かにすがりたい弱さが克服できていないのではないかと感じ、宇宙のさまざまな価値観を更にご紹介し続けなくてはならないのだと実感し、反省しています。

 

 ここで一つだけ強調しておかなくてはならないのは、「未知のもの」に対する姿勢です。

 宗教の基本姿勢は「信じる」ことでしょう。対して「宇宙的な価値観=スピリチュアル観」に対する姿勢は「探求する」ことです。これは大きな違いであり、皆様にも知っておいていただきたい大切なことです。

 

 私は宗教も、今現在認識されている「スピリチュアル」も根本は同じだとチャネリングにより知らされました。

 それは共に「宇宙のシステム(在り方)を知りたい」という人間の欲求です。

 宗教の開祖たちも、社会生活の中でのさまざまな苦悩や苦境を目の当たりにし、感じ、それを如何にしたら回避し、軽減することが出来るかと悩んだことでしょう。

 そんな中で、チャンネルが開き、宇宙のシステムを垣間見ました。これは現在のスピリチュアルの手法と同じです。

 

 それでは何故、根本が同じなのに「信じる」と「探求」に分かれてしまったのでしょうか。

 それは「文化的相違」です。

 時代によって言語は変化し、科学技術は進歩し、人間の理解力も進歩します。そうすると同じ話をしたとしても、2000年前と現在では、その理解は自ずと異なるのは当然のことです。

 学問に例えるとわかりやすいのですが、1+1の答えはほとんどの人間が理解できることですが、高度な数学などは逆にほとんどの人が理解に及びません。それでは高度な数学を扱う人は神なのでしょうか。そして他の人はそれを「信じる」だけでしょうか。

 それは否です。興味のある人は数学を「探求」し、理解しようとするでしょう。

 ましてやスピリチュアルの世界は目に見えないものであり、宇宙的な情報は現代科学がまだ追いついていない分野です。ですから、これらは「信じる」ものではなく「探求」するものなのです。

 

 「信じる」ことによる「思考停止状態」が如何に人間の価値感を狭めているか……を考えると残念でなりません。

 

 これらの「目に見えにくい」「実証がしにくい」価値感を認識し、社会生活で発揮するためには、多くの人々が感じ、認識する……ということしかありません。科学も少しずつ進歩し、これらの「科学的解明」も進むのでしょうが、今すぐというわけでもありません。古の過去から、開祖たちがチャネリングを得て宇宙観を確立し、現在でも多くの人たちがチャネリングを体感しているのですから、これらを「探求」することは有効なことです。

 

 最近、私のまわりでは、チャネリングを「信じます!」というより、自分でも体感してみたい、どのようにしたらそんな能力が得られるのか、という人が増えてきました。これは喜ばしいことです。

 

 ではこれらの能力はどのようにしたら開かれるのでしょうか。

 実際、いろいろな人がいろいろな方法で試されていることでしょう。未だに「これが正解!」という確固たる手法が確立されていないのは事実ですが、私の体験・実感上では、その手法はそれほど複雑で難しいものではないように感じています。詳細な手法はまた別の機会にご説明するとしても、手法は大きく二つの方向性に分けられます。

 

 一つは、QT法に代表される「呼吸法」「瞑想法」「イメージ・トレーニング」といった肉体的手法です。そしてもう一つは「チャンネルを開く」という、エネルギー的スイッチの切り替えです。

 

 人間(地球人)はその生命の進化段階に由来する構造として、どうしても肉体的感覚と価値感に大きく依存しています。オーラ作用などのエネルギー的部分の影響はまだまだ少ないのが現実です。

 実感ではおおよそ7割が物質的感覚で3割がスピリチュアル感覚と言えるでしょうか。ですからこの割合を6対4くらいにでも出来れば能力に大きな変化が生まれます。

 

 以前、「デフォルト・ネットワーク」というお話しをしましたが、これは、「ぼんやりと安静状態にある脳が示す神経活動」ということで、「何もしない安静時にのみ、活動が活発になる脳の領域が複数存在し、互いに同期することが明らかになった……」というもので、「ヒラメキ」のメカニズムに関係すると言われています。

 つまり「ヒラメキ」は、考え込んでいるときよりも、ふとした瞬間に訪れるということです。これには前提があって、人間が「あることについて深く考える」ことが重要で、その後、脳が開放され、「ふとした瞬間」にヒラメキがやってくるというという仕組みです。

 

 超能力開発にもこの感覚が非常に大切です。

 しかしながら何も考えない、何もしない状態で超能力が目覚めるということはまずありません。

 それを引き起こすには、「宇宙の発生を知りたい」「宇宙の端はどうなっているのか」「宇宙空間の外には何があるか」「人間は宇宙的にどんな進化を辿るのか」……など深く考えることが引き金になります。

 この時にはあまり「私利私欲」に関わる事柄は適しません。

 広大な、もともと答えを知る由もないような空想が適します。するとあるとき急にチャネリングが始まり、超能力が開花します。

 

 肉体的訓練とともに、こんなチャンネルを開く空想も実践して欲しいと思っています。(2022年10月)