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進化に備える!【ベルメウスの時代 Vol.44】

5 今、しなければならないこと

進化後にわかれる3タイプの人間

 

 チャネリングによると、人間がこの素晴しい転換期を迎えるとき、現在の人類は3通りのタイプに別れてゆくことを教えられました。

 

・    進化してニュータイプに移行する人

・    進化の影響を受けずに現段階のままの人

・    進化に失敗してしまう人

 

 最初の「進化してニュータイプに移行する人」は素敵なことです。

 前回お話ししたような能力を身に着けた自分自身に気づくことでしょう。

 宇宙的な進化途中の人間として、本来の往き方を考えながら、ますます充実した生活をしていただきたいと思います。最初は自分に備わってきた「能力」や「考え方の変化」に戸惑うかも知れませんが、次第に使い方や宇宙のシステムに馴染んでゆくことでしょう。

 

 では、2番目の「進化の影響を受けずに現段階のままでいる人」の場合はどうでしょうか。

 特に大きな進化はせずに今まで通り存在し続けることになります。

 

 これは不幸でしょうか。

 

 そんなことはありません。

 これはこれで十分幸福なことだと思います。第四段階の人間として生き、そして死んでゆく……。今まで通りで自然の流れでしょう。

 

 問題は、この3番目に示すような「進化に失敗してしまう人」なのです。

 これはある意味、「悲劇」であるといえるかも知れません。一番顕著に表れることが「精神の不安定」です。

 何しろ進化は自分では選ぶことはできませんから、進化するもしないも、ある意味では自然まかせになる確率が高いのです。

 宇宙転生してくる人類たちのエネルギーは、地球人類のそれよりエネルギーが強いので、受ける側にそのエネルギーを受け入れる素養がない場合、転生してくる側も、される側も、波長が狂ってしまいます。電気的に言えば「ショート」してしまう感じでしょうか。

 具体的には精神の不安定、そして究極的には命を失うこともあるかもしれません。

 「死」のような極端な現象は、あまり起こることはないと思いますが、起こり得ないことではありません。

 それだけ「宇宙転生」の影響は大きいと言われています。

 

人の心を縛るつのこと

 

 「宇宙転生」での失敗は出来るだけ避けたいものです。

 この失敗をできうる限り回避する方法はあるのでしょうか。

 

 方法はあるようです。

 進化に対応するためには、出来るだけ人間としての肉体と生体エネルギーの均衡を保っておくことに努力すべきだということです。

 人間の生命バランスで大切なことは、肉体の行動が生命力そのものである生体エネルギーの思考とあっているかどうかということ。

 今の地球レベルの人間は、肉体的「頭脳」によって多くのことを判断しています。また今までお話ししてきたように、進化の過程が進むと「生体エネルギー」だけで存在できる「エネルギー体の人類」も存在するということです。とすると、生体エネルギーにも「思考能力」があるのは当然でしょう。

 

 頭脳での判断と生体エネルギーの思考。

 

 この二つがあるから、人間には「利害関係」だけで判断、行動するのではなく、「心」という部分あるのです。人間の行動が「損得だけでは動かない」という面白い特徴があるのはこのためです。

 

 肉体がない分、生体エネルギーの考え方は「欲得」をあまり考慮しない、「自然な考え方」に近いものになっているということなのです。

 

 「心の基準」ということの本当の意味が、「進化した人類の考え方」と言われているのはこのためです。

 

 ですが反面、地球人は物質的な肉体を持って生きていますから、「欲得」が表情にストレートに判断と行動に反映されます。だから「心の歯止め」と「欲得な行動」にはさまれて、時として非常に大きな「ストレス」を生んでしまいます。

 これが「心と身体のバランス」というになります。

 

 チャネリングは、「出来るだけ、このバランスを崩さないようにすることが大切」と示してくれました。

 

 具体的にいえば、「人が行動する時にその行動が“心の基準”とのバランスによって判断されたかどうか」ということになります。

 子供に接するとき、社会に生きとき、仕事をするとき、他人と共に生活するとき、自分の幸福を考えるとき……、そんなすべての生活の中で、自分がどのくらい「心の基準」によって判断し行動したかどうかが大切になるということです。

 

 その方法の一つとしてあるのが、「多くの過去の人たちの生体エネルギーを合体させておくか」ということがあります。

 生体エネルギーの「周波数の高さ」ではなく、「質量の問題」です。

 

 昔から言い古されているような、「自分を研いて魂を高くする」というようなことではなく、「より多くの生体エネルギーを肉体に転生輪廻=合体させるか」という問題です。

 

 そのためには、自分自身の生命の構造をよく理解し、エネルギーを安定させ、オーラを如何に強く発信するかが大前提となります。

 

 「エネルギーの安定」とは、人間としての心の判断基準を踏まえ、行動に対して肉体的な判断とエネルギー的判断の間に出来るだけ「ストレス」を発生させないようにすることです。

 

 チャネリング情報では、「ストレス」は減らす方法として次のことが示されています。

 

・    行き過ぎた物質欲

・    破壊的思考

・    いわれなき精神的束縛

 

 です。

 次に、これらの条件の内容をお話しして行きましょう。