新しい地動説!【ベルメウスの時代 完結】

天動説と地動説……あとがきにかえて

 

 1531年コペルニクスはその書「天体の回転について」で、「惑星体系の中心は太陽であり、地球はその周回軌道上をまわり、地球自体も24時間周期で自転している」ことを初めて発表しました。

 皆様よくご存知の地動説です。

 

 現代では疑いもしないこの事実が、当時の社会では非常に異端な学説でした。

 古くから、人間は「地球が宇宙の中心であり、すべての星は地球の周りを回っている」と信じてきました。

 これが天動説です。

 

 この時代、地動説をめぐり宗教裁判まで行われ、その結果教理に反するものとして地動説信奉者は処刑までされたほどです。

 

 このように、通常の認識をはるかに越えた事柄は、それが真実であったとしても簡単には受け入れられないものです。

 

 まさにこの本のベースとなったチャネリング情報の内容は、皆さんにとって今までの認識を覆す、天動説と地動説のように掛け離れたものだったかもしれません。

 きっと皆さんの中にある霊的な常識は、ほとんど覆されたのではないでしょうか。

 また転生輪廻の構造が、こんな仕組になっていたことも今までの説とは大きく異なっていたと思います。

 けれど、もう一度よく考えてみて下さい。

 

 今まで常識といわれてきたものの中にも、いくつかあてはまる現象もあったと思います。

 通常の生体エネルギー現象に対する解釈は、その現象の一部を捉えただけで、それを「すべて」だと間違って解釈していまったところから始まっているかも知れません。

 その誤解が正確なスピリチュアル世界を理解する上での妨げになっていたかも知れません。

 目に見えない世界観だけに、常に「疑問を持って探求する姿勢」が大切だと学びました。

 

 これまで長い間、毎日、人生のカウンセリング、スピリチュアル現象などのご相談を受け、その解決のお手伝いをしてきました。

 その間、しばしば行われるチャネリングを繋ぎ合わせて行き、その結果、人の宇宙における存在づけが明確になってきました。

 

 私も世間一般で解説される霊界と云われるものや生体エネルギーの解釈とチャネリング情報が表現上あまりにも異なることに驚きました。

 しかし毎日のコンサルティング、カウンセリングの中でいくつもの実例を見てゆくと、これらの情報の正確さを確信して来ました。

 

 皆さんも、この情報を聞いて、如何に自分という人間がこの宇宙の中で素晴しく、大切なものであるか。また、人の生き方は一人ほとりの自分の考え方によって大きく変わって行くことがお判りになったはずです。

 

 この本は、出来るだけチャンネリング情報をストレートにお伝えしました。

 ですから皆さんにはこの内容について、多くの疑問や質問があると思います。

 

 私がこの本を出版し、チャネリングを聞いていただいた狙いはそのです!

 是非、それらの疑問、質問について皆さんとお話したいと思います。

 そして人類の明日をご一緒に考えてゆきたいと思います。

 

 皆さんの中で一人でも多くの方が、人生の「目に見えない」部分に興味を持っていただき、そして生き方について考えていただければ幸いです。

 しかしチャネリング情報は、これがすべてではありません。

 まだまだ解き明かしていかなければならない人間や宇宙への疑問はたくさんあります。

 今後も、次々に行われているチャネリングを、皆さんにご紹介していきたいと思っています。

 

 そのことが人間への「新しい価値観」の提言になり、そしてそれらが皆様の地動説になることを祈って……。

 

end

 

1990年出版「真人類への旅路」から加筆しました。