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オーラ・コミュニケーション

 先日の、秋のセミナーでは多くの方々にご参加いただき本当にうれしく思いました。ありがとうございます。

 

 今回は「オーラ・チューニング」というテーマで、オーラの定義、使い方を知っていただき、オーラを調整する実践法である、基礎の呼吸法と瞑想法をアロマとクリスタルボウルとともに行っていただきました。楽しみながら、オーラの感覚を実体験いただけたかと思います。

 

 オーラというと、一般的には「オーラが輝いている人」とか、逆に「あの人、オーラがないね!」などと使われることが多いかと思いますが、その存在や定義はなかなか明確ではありません。私たち未来創学アカデミーでは「オーラ」を次のように定義しています。

 

 人間を構成しているものには「肉体的部分」と生命力である「エネルギー部分」があり、その生命力のエネルギーが発する波動の輝きを「オーラ」と呼んでいます。

 アスリートの方々のように肉体を極限まで鍛え、目標に向けて努力する人たちは「オーラが輝いて」見えますし、反対に残念ながら2018年に亡くなってしまいましたが、宇宙物理学者のスティーブン・ウィリアム・ホーキング博士のように、肉体は難病によりほとんど機能しなくなっても、その思考と探求心によってオーラが輝く人もいます。

 

 両者に共通することは肉体が健常か否かではなく、常に目標を持ち、探求心を燃やし続けることなのです。人は常に、好奇心と向上心、探求心を持っていると「オーラが輝く」ということです。

 

 このように「好奇心、向上心、探求心を持て」などと書くと、いかにも難しそうに聞こえますが、単純に言えば「楽しんで、そして努力する」ということになります。最近は、「楽しむことすら難しくなっている」と感じる方も多いように思いますが、楽しみは他人から与えられるものではありませんから、如何に自分が「楽しもうとするか」が大切になります。

 

 「楽しみ」は人によって違います。

 ですから「自分が楽しめるもの(事)は何か?」「どうしたら楽しめるようになるか」を考えてみましょう。

 「大それた楽しみ」である必要はありません。日常の中での「ちょっとした楽しみ」が大切で、その積み重ねがあなたの一生の楽しさを決めるのです。反面、人はある行為をすると、てき面に「オーラの輝き」を失います。それは何か。「一人になること=引き籠ること」です。

 

 人間のオーラは「人と交流するためのコミュニケーション手段」なのです。

 

 遠い未来、人類が究極の進化をした時の姿はエネルギー体でした。そこでのコミュニケーションは文字でも言葉でもなく、テレパシックなコミュニケーションです。その片鱗を私たち人間も持っています。先日お伝えした技術的な練習だけでなく、人は社会の中で他人と触れ合いながら生活することが大切で、

それが人間の自然な姿です。

 残り少ない今年。大いに外へ出て人と触れ合い、交流し、お話しして下さい。そうすると、あなたのオーラは自然に輝きだします。