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あなたの「波動」をあげて!

 最近、同じようなお問合せをいただくことが多くなりました。

 それは「夢」を見るようになったというお問合せです。それもあまり宜しくない「悪夢」をみることが多くなっているようです。

 人生で初めての体験となる異常事態が発生しているのですから不安は尽きません。生活の不安、政治に対する不信感、仕事が出来ない不満、友人と会えない気持ち……さまざまな抑制と不満が募りますから「悪夢」を見てしまうのはむしろ当然でしょう。

 

 問題は「夢」を見ること自体ではなく、その夢が「連鎖」してしまうことです。

 「悪夢の連鎖」というとちょっと不思議に感じられるかも知れません。もっと正しく言えば、「悪夢の連鎖」というより、「不安感の伝播」と言えるでしょう。

 

 人は常に一定の波長を出しています。

 生きていれば当然のことなのですが、この「波長」は通常の場合、比較的安定して発せられています。ですが、ストレスなどさまざまな要素によって不安定になってしまうことが多々あります。そうすると病気を引き起こしたり、不運を引き寄せてしまうこともあります。

 「病は気から」「運気」などという言葉があるのもそこに理由があります。「病気は自分のエネルギーの不安定によって引き起こされることがある」「自分のエネルギーの発し方によって幸運にも不運にもなる」というメカニズムです。今回の「病」はウィルスですから自分のエネルギーが引き寄せたものではないかも知れませんが、少なくとも「抵抗力・免疫力」という部分では、「体力」だけでなく「気力=エネルギー」も大いに関係していることは理解できるでしょう。

 

 人のエネルギーは、不安のエネルギーを発し始めると、それが「周りの人にも伝わる」という特性があります。

 以心伝心などのテレパシックな現象がこの作用なのですが、これは感情の強さによって伝わり方が変わって来ます。

 当然、エネルギーが強い方が伝わりやすくなるのですが、以前からよくセミナーでもお話ししていますが、その強さは大きく分けて、「怒り・不安感」「悲しみ」「喜び」の順となります。残念ながら、「怒り・不安感」がもっとも強く、「幸福感」はもっとも弱いエネルギーとなっています。ですから現在のように「不安感」の真っただ中にいて、政府などがあまり力強く信頼できない状態で「怒り」などが増してくると、自分のエネルギーは不安定になり、強く伝播し、社会不安となって行きます。

 そんな中で「悪夢」を見る方が増えてくるのはもっともなことだと思います。

 

 今の社会は不安だらけです。しかしながらこれが永久に続くわけではありません。もうしばらくでかなりの改善がみられるでしょう。

 ここは冷静に自分を見つめ、社会を考え、「コロナ後」のプランを「夢見て」欲しいと思います。「こんなときに!」……そういわれるかも知れませんが、これは「今だからこそ」必要なエネルギーの発信なのです。

 自らの不安定をコントロール出来れば、社会に与える影響は軽減し、雰囲気は俄然変わって来ます。それにはこんな「人間のエネルギーの作用」を理解していただくだけで気持ち大きく変わるはずです。

 ご一緒に、ちょっとでも「良いエネルギー」を発信していきましょう!