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いまこそ、あなたの「超能力」を生かそう!

 先の見えないややこしい時代です。

 「未来を見る」ということは不可能なことなのでしょうか。

 

 私は毎年「予測講演会」を行い、次年の流れをお話ししています。大方の流れは察知出来ているのではないかと思っています。

 

 この、「先を見る」ということは可能です。ただそのイメージとして、「未来予測はすべてを詳細までわかる」ということではないということは覚えておいてください。「何月何日何時何分何処どこで何が起きる」という詳細はまず不可能です。たまにそのようなことを的中させる人がいるかも知れませんが、それはほぼ偶然だと言えます。

 

 「超能力」というと、とても特殊な能力のようなイメージですが、それは誰もが持っている、ある種の「勘」なのです。

 人間には肉体的な五感があり、エネルギーをキャッチして情報化する、六感もあるということです。その昔「電波」などという概念がなかった時代にはあやふやな感覚だったかも知れませんが、現代では目に見えない電波が音声や映像を伝えることは常識でしょう。

 

 人間にも同じような感覚があります。

 

 未来予測のイメージを、ごくわかりやすく表せば、「初めて歩く商店街で、先の方からタレの香ばしい匂いが漂ってきて、この先には焼き鳥屋さんがあるな!」とわかるのと同じ感覚です。つまり物事の手前には、多くの場合「何かしらのシグナルがある」ということです。

 

 社会というのは「個人の集まり」であり、この「個人」が発する意思のエネルギーがオーラの塊になって「雰囲気」を作り出します。ですから、経済活動などでは「多くの人が欲している」というエネルギーを感じることが出来れば、トレンドをつかむことが出来ます。

 また自然災害を予測する場合には、自然界に表れるエネルギーの変化を感じることが出来れば予測は可能になります。

 もう少し先の未来には、この「エネルギーを察知する機械」が必ず開発され、さまざまな予測精度は格段に上がるだろうと考えています。

 

 機械でなくとも人間には、この「エネルギー」を察知する能力が備わっています。

 生物には、大地の微妙なエネルギーを感じて生活している種も多いのです。

 

 どうしたら、あなたもそんな能力を使えるようになるのでしょうか。

 

 まずは「スイッチを入れる」ことです。これは意識を変えること。

 人は普通「未来は読めない」「自分に未来予測は出来ない」と考えています。これを「自分も世の中のエネルギーを察知できる!」と意識の転換を行ってください。

 

 次に、自分の知りたい事柄を思い浮かべて、それをキャッチするために「それ(自分が知りたいこと)はどうなって行くのだろう」と想像してみてください。

 

 このようなことを何回か行っているうちにある時、「イメージが浮かぶ」ことがあります。それを参考にして、いろいろな対策をしたり、行動をします。こんな単純なことで、あなたの能力は格段に向上するのです。