未来創学的宇宙論

 私が未来創学アカデミーを始めるきっかけとなったのが、ヒーリング能力の開花とともに始まったチャネリング情報の受信でした。それにより、何故人間はヒーリング能力を持っているのか……から始まり、肉体と生体エネルギーの関係、人間の霊的構造、宇宙のシステム、宇宙的進化の道筋等々多くのことを学び、その後は人間のキャラクターを読んだり、未来の予測を行うリーディングなども可能となりました。そんな理論をまとめ、出版したものがアカデミー開校のきっかけとなった「真人類への旅路」です。

 この原点たる小著を読み返してくださる方が増え、未来創学的宇宙論に再び興味を持っていただけることは嬉しいことです。

 

 最近、興味深い本を見つけて読んでみました。これはアメリカのカリフォルニア大学バークレー校の理論物理学センター長である日本人がお書きになったもので、最新の宇宙論が解説されています。未来創学的宇宙論は私がチャネリングした仮説ではありますが、最新の宇宙論とも通じるものがあるようでますます探求心が膨らみます。

 皆様にも是非ご一読いただき、チャネリングと最新科学の宇宙論を楽しんでいただきたいと思います。

 

 チャネリングによる宇宙論では、宇宙空間は一つではなく、今私たちが住んでいるような宇宙空間がいくつも存在すると教えられました。それは「私たちが認識している空間の外はどうなっているのか」という疑問に行き着きます。私は、宇宙空間の外には別の空間があり、そこに存在するのは均一の粒子(科学的概念での粒子ではないかも知れませんが)で、それが波打っているような状態に見えました。そして、その揺れが一定の密と疎に達したとき、そこに化学反応が生じ、空間が生まれます。密な空間と疎の空間です。これが宇宙空間の最初の発生です。

 ですから密な空間と疎の空間では+-、物質と反物質のような違いがあるのではないでしょうか。

 

 そうすると次に疑問になるのが、この「宇宙空間の端はどうなっているか」ということでしょう。

 宇宙の果ては、常に化学反応を繰り返し膨張し続けています。宇宙空間は広がっているのでしょう。

 

 では宇宙に存在するものはどのように出来上がるのでしょうか。

 これは最初の化学反応により、粒子と粒子が結びつき、それが特有の「揺れ=波動」を持ち、同じような波動を持った物質と結びつき、別の物質へと姿を変えます。

 波動の違いによりこれを繰り返し、さまざまな物質が出来上がって行きます。そして根本の粒子は物質的側面とエネルギー的側面を備えていて、波長の違いにより、生命体になったり、物質となったりして行くと考えています。

 そして物質も生命体も合体を繰り返し、影響し合い進化して行きます。

 

 想像を超えた世界観だと思います。

 面白いのは宇宙で最も早い速度を持つものは「光」だとされていますが、それでも遠い宇宙の惑星から届く光は地球に到達するまでに数十億年かかるものもあります。しかしながら、「意思のエネルギー」は感覚的にはほぼ「瞬時」ですから、光より早い存在が宇宙にはあるのだと思っています。

 

 科学はまだこれらの感覚を証明してくれません。それでも多くの人々が感じる感覚になれば研究も進むのかもしれません。

 宇宙はまだまだ素敵な想像を掻き立ててくれます。