オーラの変調で何が起きるか!?【ベルメウスの時代 Vol.11】

その男性に何が起きたのか?

 

 実例をお話ししましょう。

 何年か前、ある年配の男性が家族に付き添われて、私のところにおみえになりました。初めてお会いする方なので、ご本人に名前を尋ねたところ、ちゃんと名乗られました。

 一見、何の問題もなさそうに見えたその男性ですが、次の瞬間、突然その男性は声も顔つきまでも変わり「私は神の使いであるぞ。皆の者の為にただいまよりお祈りを始める」と叫んだのです。

 そしてなにやら、少なくとも日本語ではない言葉を発し始めました。

 そしてしばらくすると「むなしい。私の修行では、世を救う事は出来ない。私に力を与えて下さい」と言うのです。

 

 ご家族の話によりますと、2~3日前から突然“神のお告げ”があったらしく、家族を見ると「お前の身の上に明日○○が起こる」とか「仕事上でのことで○○をやらなければ」とか予言のような言葉をしゃべるようになったとのことでした。

 男性の名前を呼ぶと、本人もその瞬間我に返り、「私も困っております。ふっとした瞬間、私の中から声が聞こえ出して、自分自身でも抑えられなくなり、ついには我を忘れてしまうのです」と言っていました。

 しかし、またその言葉を言い終わるか終わらないうちに、今度は先程とはまったく違う声色で「我は狐じゃ。お稲荷様じゃ。お稲荷様の予言を申そう」などと口走り始めました。

 

 そしてその後、入れ替わり立ち替わり、全部で4人もの別の人格が、その男性の口を借りて出現してきました。

 

 それぞれの言い分を聞いた後、その男性の生体エネルギー状態をリーディングしてみました。

 すると何と、メイン・コントローラーである男性の生体エネルギーが、そのコントローラー機能を放棄しているのを感じます。そして、その弱った生体エネルギーの意識を探ってゆくと、「私は精神的に非常に混乱している状態にある。既に、思考能力が錯乱している」と訴えている、と感じられたのです。

 

 家族の方に質問をすると、実は、この男性の息子さんが、最近学校でいじめにあっていて、父親としても大変心配していたらしく、また、この方は、非常に神経が細かい方でもあり、「出来る事なら息子と自分がかわってやりたい」などとも言っていたようです。

 結局、自分自身の中で解決がつかなくなり精神破綻をきたし、それがメイン・コントローラーの役目を鈍らせてしまったのです。

 まさにこの時、生体エネルギーの周波数変調の条件である「精神状態が不安定なとき」に当てはまる状況にあったようです。

 

 これらのことがオーラ・リーディングによって感じられましたので、メイン・コントローラーである生体エネルギーにある種のヒーリングを行ない、その周波数の安定を計りました。

 また、息子さんの問題も解決策を提示して精神不安定の元であったストレスを処理したことで、この男性は幸いにもその日のうちに回復し、正常な精神状態にもどりました。

 

 この男性の場合、波長で説明するなら、「“子供の問題”という、本人にとって大きなストレスとなることが、ついに本人の頭の中で解決できなくなり、メイン・コントローラーの周波数が変調してしまいました。その為、合体していた過去の人々の生体エネルギーをコントロールすることができなくなり、それらの生体エネルギーの中で、影響力の強い何人かが発言をはじめてしまった」ということなのです。

 

 この方などはまさに、周波数変調の条件の中の“精神状態の不安定な時”の典型的な例でしょう。

 

ドライバーにおこった不思議な事故

 

 もう一つ、オーラ変調の典型的な例をご紹介しましょう。

 この方は、ある運送会社に勤めていらっしゃる運転暦も長いベテラン・ドライバーでした。

 ところが、ここ半年に4回も事故をおこして、会社を解雇されてしまい、「何かあるのではないか」とカウンセリングにいらっしゃったのです。

 

 それまでは、一度の事故も違反もおこさない模範運転手だったということです。

 私もはじめは、老化による色々な不注意が重なったのではないかと疑って、全身をリーディングしましたが、自己を多発するような支障をきたす障害は感じられませんでした。

 

 次に再度、生体エネルギー状態をリーディングすると、周波数が変調していて生体エネルギーの合体が不安定になっていることを感じたのです。

 そして、その中に明らかに周波数の異なる生体エネルギーが接触してショートをおこしているのを発見しました。

 

 その原因を探るべく、その方の記憶をリーディングしていくと、非常に肉体の疲労の激しい時に、ある地点を通過したことがわかってきました。

 

 リーディングで感じた、だいたいの日時や風景を手がかりにお尋ねすると、その場所は赤坂の、ある交叉点である事がわかりました。

 そこを通過した時に、その地点に「強い想い」の作用によってとらわれていた生体エネルギーがあったようで、それが接触してしまったのでした。

 そして、その方のエネルギーにショートがおこり、注意散漫からの事故という残念なことがおこってしまったのです。

 

 まったくの不可抗力で、お気の毒としかいいようがありません。

 原因が判明いたしましたので、処理をした後は、現在、事故もなく再就職なさっていらっしゃいます。

 

 こちらのケースは、連夜の運転によって極度に肉体が疲労していたため、生体エネルギーの周波数が不安定になっていたところに、本来ならばあり得ない波長の違う生体エネルギーが接触したことが原因となって起こったものです。

 

 これなどは周波数変調条件の「肉体が疲労している時」にあてはまる事例といえるでしょう。

 

 皆さんのよくご存知の霊現象に“金縛り”というものがあると思います。

 これも上記の運転手の方と同様に、この条件で発生する事が非常に多くあります。

 

 カウンセリングにいらっしゃる方の中で、霊現象について心配する方が非常に多いのですが、そのほとんどの方は、単に思い過ごしか、他の理由によって調子が悪いという場合が多いのが普通です。

 

 ですからそれらの場合、その相談に見合った処理をすれば解決しますので、霊現象はそんなに頻繁におこるのものではないと言えます。

 

 しかし、実例としてご紹介したものの他にも、いくつか明らかに生体エネルギーの作用によるものがあるのも事実なのです。