これからの地球災害に備える!

 地球が動く時期に突入し始めたようです。今年は日本でも多くの災害が発生し、その被害が広がっています。火山噴火の兆候が頻発し、最近では御嶽山 で近年で最大の被害者を出してしまいました。また阿蘇山が噴火し、小笠原諸島西ノ島では昨年からの噴火がいまだに続き、新しい陸地が今なお育っています し、霧島、
蔵王、白根でも地殻変動が記録され始めています。長野では断層地震が発生しました。
 世界も例外ではなく、最近では8月の中国雲南省でM6.0の地震。6月にはハワイのキラウエア山の噴火が激しくなり、11月にはインドネシアのシナブン 火山が噴火(この火山は2010年8月に有史以来初めての水蒸気爆発を起した)。同じく11月にはモロッコで大洪水、アメリカ中東部において記録的大雪… まだまだありますが、世界的規模で災害が頻発しています。来年2015年も災害が懸念される波動にあります。私たちはどのように備えて行けばよいのでしょ うか。

 

自然災害

 

 世界的にも地球温暖化の影響が大きいといわれ、 災害が頻発しているのは先に記した通りですが、時に触れ自然界のエネルギー状態を調べてみると、世界と同じくエネルギーの変動があるように感じられます。 前回の経営者懇談会で災害についてもお話しし予測したように、来年も自然災害は頻発しそうな雰囲気です。10月に近々の予測をいたしましたように、間近で 身近な災害は「雪」でした。11月に入り、東北・北海道において既に予想外の大雪に見舞われ、先のアメリカ中東部でも死者が出る大災害となっています。多 分東京も例外ではなく、今年初めのように大雪による生活に影響が出ると予想されます。日本はもともと火山列島ですが、霧島火山帯と呼ばれる九州の火山活動 が活発な雰囲気です。また乗鞍火山帯、富士火山帯(富士山の噴火が近いということではありません)のエネルギーが高まっているのを感じます。「火山帯」と いうくくりで表現してしまうと範囲が大きくなりすぎてしまうので、「予測講演会」までにはもう少し詳細に災害のチャネリングを行ってみようと考えていま す。
 またネット上でも多くの記事が出てきている「2015年春の地震」ですが、未来創学アカデミーでは2013年のサマースクールにおいて既にその予兆を発 表しました。「予測能力訓練」時の指導中に予見されたものですが、これは可能性としては要注意です。場所は「南海トラフ」の中間部分にエネルギーの高まり を感じています。
 気象においては「雨と雪」に注意が必要です。局地的な豪雨は避けられず、作物にも大きな影響が出始めるでしょう。また「雷」という単語がキーワードにもなるかもしれません。
 これらの自然災害は予測時期に必ず起きるというものではありませんが、エネルギーの高まりを感じた部分は出来るだけ発表をしようと考えています。昔から 「狼少年」の物語に象徴されるように、警告ばかり聞いているとそのうちに受け取る側も慣れてしまって注意が不足するのが人間ですが、最近はあえて出来るだ け公表しています。いづれにしても「何時何分、どこどこで!」という予知は超能力的エネルギー・トレース(エネルギーの高まりを感じる作業)でも大変難し いものですし、たとえある程度正確に予知できたとしても、社会生活の中で「災害予知があるので会社を休む、出張を取りやめる」などということはあまり現実 的ではないでしょう。難しいところです。しかしながら、少なくとも注意しながら行動すること(外出中であった場合「家族とどこで落ち合うか」や「どのよう な避難経路・行動を確保するか」など)は重要ですし、災害に合っても3日間くらいは生活が確保できる避難用品くらいは揃える心構えが必要でしょう。災害に 対しては物の備えと共に「心構え」も非常に大切であると考えます。

人災害

 

 この人災にはいろいろな定義があるのでしょう。戦争や政治家の怠慢などもそれに含まれるのではないでしょうか。
 世界では大きな紛争が立て続けに勃発しています。「イスラム国」による中東の不安、ウクライナとロシアのにらみ合い、隣国北朝鮮は国連の「人権侵害の非 難決議」に対し、「国権を害する最も露骨な宣戦布告」「(対応戦が)開始されれば、日本も丸ごと焦土化され、水葬されねばならない」などと非難を浴びせて います。それぞれがいつ第三次大戦に発展してもおかしくない状況となっています。紛争の原因は、宗教的思想、民族等の違いや経済格差・貧困、政治家の権力 欲等々いろいろな要素が絡み合っていますが、考えてみればすべて人間の問題です。これが解決できないはずはない。未来創学論の中にある「幸福の定義」にも ヒントがあります。個人の幸福とは何か。それは「自分のやりたいことを出来るだけやれること」です。その度合いが高くなればなるだけ幸福度は上がります。 そのためには他人に邪魔をされないようにする(言い換えれば協力者になってもらうように仕向ける)ことが重要です。「自分は平和を望んでいても相手が戦争 をしかけてくるからしょうがない!」「相手を変えることは難しい!」その通りです。ですから自らの考え方を変えて「相手を変える手法を考える」ことが重要 になってきます。相手を非難するのではなく、変わってもらうために何をするか。まさに外交はそうでなければダメでしょう。本来平和を実現するべき宗教が何 故戦争の原因となってしまうのでしょうか。宗教思想にはある欠点があります。それは信仰が「絶対なる対象(神仏)」を信じることから始まっているからで す。個々に信じた対象が「絶対なるもの」ですから、当たり前のように対立が生じてしまいます。民族意識は絶対ともいえません。他の種族を受け入れ、愛する 人は沢山います。宇宙における進化した人類の中にはこれらを実現し、人災を無くした種族もあるのですから地球人類にも決して不可能ではないでしょう。
 現代は地球環境も社会環境も「新しい局面」に入っています。過去の価値や経験だけでは乗り越えられない事例も増えて行くことでしょう。これからは「新しいシステム」「新しい価値観」を考え出さなくてはいけない時代に入ってきているように思えます。創造性が大切です。